20世紀の間、科学技術と医学の進歩はめざましいものがありました。
科学技術の進歩は、人間の生活を豊かにし、そして快適に。
「ん~、便利な世の中になった!」
医学の進歩は、「不治の病い」と何世紀と言われてきた病気の治療を可能にしました。
ただ、科学の進歩は人間にとって良いことでも、地球に住む生物全体にとっては必ずしも良い結果とはなりませんでした。
数百年という短い期間において急激な変化を起こした結果、自然を破壊してしまい多くの害悪が起こっているのが今の地球の現状です。
20世紀の初め、アインシュタインは「相対性理論」によって、多くの人類にある宇宙観を変えました。
ただ、彼は変わり者としても知られています。
アインシュタインの相対性理論とは
アインシュタインの理論は、理論物理学の分野にとどまることはありませんでした。
それは思想、哲学にまで影響を及びます。
例えば次の2つがあげられます。
特殊相対性理論(special relativity)
運動している物体の速度は、静止している人が見た場合と一定速度で走っている車の中からみた場合では当然異なって見えます。
ところが光の速度は静止している人が測定しても、走っている車の中で測定しても、まったく同じなのです。
ここで矛盾が生じます。
この矛盾を解決するためにアインシュタインは、1905年に発表した特殊相対(性理)論で、私達が無反省に使っている時間や長さの概念を根本的に変えなければならないことを示しました。
要するに、静止している人にとっての時間や長さと、走っている人にとっての時間や長さは「異なる」と言うこと。
反応の前後で物質の質量が減少すると、その分だけ運動エネルギーは増加するという、質量とエネルギーの同等性を見つけました。
一般相対性理論(general relativity)
アインシュタインは、1916年にニュートンの万有引力(重力)が自然に導かれると提唱しました。
空間と運動からなる四次元空間は、例えば球面の上のような曲がった空間で、その曲がり方が重力を表しており、この理論はいくつかの実験で実証されました。
アインシュタインの方程式の解から空間の中に、ブラックホールという奇妙な場所があることが示されたのです。
宇宙物理学は一般相対性理論に基づいて論じられています。
「宇宙の神秘はアインシュタインの神秘」
アインシュタインは女癖が悪かった【不倫】
天才だけど変わり者と呼ばれるアインシュタイン。
女癖も悪かったとして知られています。
アインシュタインが最初に結婚したのは、ミレーバという人。
「できちゃった婚」でした。
双方の親が反対する中で妊娠が発覚したのは、スイスの特許庁に職を得ようとしていた時期。
時代が時代で、付き合ってから結婚するまでの過程には順序があり、当時は婚姻前の妊娠はタブーだったため、生まれた女の子は養子に出すことで二人はようやく結婚することができました。
ところが!
アインシュタインは女癖の悪さに走ったのです。当時から脚光を浴びる大人気なアインシュタインはお茶目な人柄もあり、女性に大人気!
そんなある日、従兄弟のエルザと不倫の関係に落ちてしまった…。
エルザは娘二人を抱える身で離婚したばかり…。
交際は長く続き、遂にアインシュタインはミレーバに離婚を切り出しました。
離婚するための条件。それは「ノーベル賞の賞金を慰謝料にすること」。
アインシュタインはこれまでに何度もノミネートされていましたが、この条件はノーベル賞後ではなくその前となり、なんら保証のない状態でしたが、話し合った結果、ミレーバは離婚に応じることになりました。
「これでようやくアインシュタインは最愛のエルザと結婚!」
…。
するかと思いきや、彼女の娘であるイルザに恋をしてしまったのです。そしてその感情を抑えきれずプロポーズをしました。
最終的にエルザと結婚したアインシュタイン。
その後も女癖が悪く、女遊びが止まることはありませんでした。
エルザとは永遠の夫婦になったものの、その中身は複雑な関係だったようです。
まとめ
アインシュタインは止まらぬ女好き。
不倫は、いつの時代もどこの国でも頭を悩ます恋愛事情のようです。
アインシュタインの女癖が悪かった…