サメを食べるイタヤラ(ゴリアテグルーパー)とは

幻の怪魚がフロリダにいます。

その名は絶滅寸前のイタヤラ「ゴライアス・グルーパー」。

またの名を「ゴリアテ・グルーパー」。

フロリダ州の海に潜む「ゴライアス・グルーパー」の恐怖

(image.space.rakuten.co.jp)

この魚は、ゴリアテ・グルーパー。ゴライアス・グルーパーとも殺人巨大怪魚とも呼ばれています。50年近く生きることができ、繁殖期だけフロリダ近海に集結します。

ゴライアスグルーパーは、太平洋と大西洋に生息する巨大なハタで、大きさは1.8メートル、重量は450キロを超えるものもいます。

ゴリアテ・グルーパーの乱獲

1950年代に、フロリダで橋から海に飛び込んで遊んでいた少年がゴリアテ・グルーパーによって食べ殺されたという報道があります。

ハタの仲間は獲物を丸飲みにする性質があるため、巨大な個体の場合は人間を飲み込んでしまうこともあります。

フロリダでは1980年代に資源が一気に減りました。

そのため、1990年から2006年まで全面禁漁を実施した結果、ようやく娯楽釣りに許可がおりたのです。

しかし、リリース&船に上げるのも禁止を徹底させることが条件。

その結果、種の保存に繋がりゴリアテ・グルーパーの生息数は回復しました。

船に乗せることができないため、釣った後は船の上から手を伸ばして器具を使い針を外すか、人が海の中に入り、針やサイズを測る必要があります。

まとめ

ゴリアテ・グルーパーの堂々としたその姿は、サメさえも恐怖を感じて近づかないほど。

世界にはまだまだ知られてない魚がたくさんいます。

人間もサメにも驚きません。

近づいたら食べられる危険な魚です。



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