日本食は健康を大事にしたヘルシーな食材と見た目の美しさを重視したものが多いです。
和菓子も同様です。
もみじ饅頭など和菓子は日本らしい特徴を出しているものが多いです。
三色団子は「花見団子」とも呼ばれているのですが、桜の季節になると見かけることが多くなるお菓子です。三色団子はピンクの団子に白い団子が続き緑の団子が下で支えています。
串に刺さった団子三兄弟。
一番上は長男?
ピンク色をしてるため長女かもしれません。
一番下は三男。
間に挟まれたのは次男。
次男は真っ白。
この団子の順番には決まり事があります。売られている三色団子を思い出してみると、上から「ピンク→白→緑」の順番になっているはずです。
「どの団子も同じ順番!」
仮に「白→ピンク→緑」などの順番になっているものがあるのならそれは「不良」。その団子は夜な夜なコンビニに行き、虫のごとく電気の下で座っているかもしれません。
なぜ三色団子には決まった順番が存在しているのでしょうか?
実はそこには日本人らしい想いが込められています。
三色団子(花見団子)の色には順番がある
三色団子の色は3色。
その順番は決まっています。
「ピンク・白・緑」の色を見ると何を思い浮かべますか?
三色団子が登場するのは桜の季節。
そうです。桜の移り変わる姿を現しています。
日本は「食」にまで感情を込めている場合が多いです。
三色団子は花見団子。桜の中で食べるには最高の組み合わせです。
花見団子の色の持つ意味
それでは色が持つ意味を見ていきましょう。
桜のなる季節に食べるお団子、花見団子は桜の移り変わる姿を現しています。
どのような意味合いが込められているのでしょうか?
それが次にあげられます。
- ピンク …花のつぼみ
- 白 …満開
- 緑 …芽吹きの葉
団子の順番が「ピンク→白→緑」と決められているのは、この順番に上記のような意味が込められているためです。
緑は芽や葉の力強さを表現し、白は満開に咲かせる美しい花、そしてピンクはこれからどのような花を咲かせるのか期待が込められるつぼみになります。
三色にはそれぞれ大切な意味が込められているのです。
まとめ
花見団子は順番が大事。
三色団子は桜の季節に食べたくなる団子。
その色は3色で構成されています。
三色団子は「ピンク→白→緑」の順番になっているのですが、その並びにはしっかりとした意味が込められています。
お店に売っていたら順番を見てみましょう。そのほとんどが、ピンク→白→緑の順番になっているはずです。
意味を知ったら可愛く見えてくるかも知れませんよ?