乾燥する日に欠かせないリップクリーム。
「ヨコ」より「タテ」に塗った方が効果的なのを知っていましたか?
リップクリームは唇の乾燥を防止するために有効なアイテムですが、横塗りをしていませんか?
正しいリップクリームの塗り方
カサカサな唇。
リップクリームを塗るときは唇に潤いを与えたい場合だと思います。
そもそもなぜ唇は乾いてしまうのでしょうか?
唇が荒れる原因
- 口呼吸
- 唇を頻繁に舐める
- ビタミン不足
- 水分不足
- 食べ物が唇に触れる
など
夏場は湿気などにより、ある程度の保湿効果はありますが、冬の室内は特に乾燥しやすい状態になるため、唇がカサカサになりやすいです。
リップクリームは縦に塗る理由
乾燥した唇を保湿させようとリップクリームを塗りますが、どのように塗っていますか?
正しく塗れていますか?
多くの人が横向きにスライドをする形で塗っていると思います。
テレビコマーシャルでも横に塗るほうがかっこよく見えるため、イメージ的に横塗りが多いですが、実際は縦塗りのほうが都合が良いことがあります。
唇をよくみてみましょう。縦にシワが入っていると思います。この流れに沿って塗るのが正しい塗り方なのです。
リップクリームを横塗りで塗ってしまうと、唇のシワの間にうまく成分が入らないため、効果が十分に発揮できません。そして刺激が強くなってしまうこともあり、かえって荒れる原因につながる恐れがあります。また、繊維とは逆らった方向に唇を引っ張ってしまうため、縦ジワが深くなったり裂けて出血する原因になることも。
リップクリームの塗り方
- 縦ジワに沿ってゆっくりと優しく塗る
- 唇の端から端までを埋めていくように塗る
リップクリームの使いすぎもダメ
乾燥している唇を保湿させようと何度も塗りたくなりますが、使い過ぎは逆効果につながる恐れがあります。
使い過ぎたことで摩擦により唇に傷がつき、炎症を引き起こすことも考えられます。
また、本来の唇は一定の潤いを保とうとしていますが、リップクリームを重ね塗りすることで唇が本来持っている保湿機能を低下させる原因になります。
その結果、カサカサの唇を加速させることに…。
リップクリームを塗るのは、1日3回程度にとどめておきましょう。リップを塗るベストタイミングは、唇が乾燥しやすい環境にある「朝の洗顔後」・「食事の歯みがき後」・「お風呂上がり」になります。
まとめ リップクリームは荒れを防ぐため
リップクリームは、唇が荒れたから塗るのではなく、「荒れを予防するため」に塗るものです。唇がカサカサに乾燥する前に塗るようにしましょう。
また、リップクリームを塗る前に手でケースごと包み込みながら温めると良いです。特に冬の季節にはリップクリームが固まりやすくなっているので、体温で温めて柔らかくすると効果的に作用します。
ちなみに、ハンドクリームも同様に温めると効果的です。