五輪シンクロ「水上と水中」カメラの撮影法とは?

五輪競技の見方を変えれば尚、熱狂して応援することができるのではないでしょうか?

例えばシンクロナイズドスイミング。

シンクロは水泳シンクロナイズドスイミング水泳種目の一つで、競泳のようにある距離を泳ぐタイムを競うのではなく、水深3m以上のプール内で音楽に合わせて肉体を動かし、技の完成度・同調性・構成・芸術的などの表現をして競い合います。

美しい水泳技術が求められる競技!

シンクロは華やかでありダイナミックで、ほんとにすごいのですが、みんながあんなに呼吸が揃うのか驚きです。

水の中でも音は聞こえています。

後は練習あるのみ!

チームの息をぴったり合わせて競技していきます。

実はこのシンクロ、2012年のロンドンオリンピックからものすごい技術を導入しています。水上と水中の動きを同時にみることができるのです。

どのような仕掛けになっているのか気になりませんか?

ロンドンオリンピックのシンクロで水上と水中技術

(出典:asahi.com)

この映像技術は日本が開発しました。

本来、シンクロナイズドスイミングの採点基準は水上で見える部分が対象です。

選手としては水中の中をあまり見られたくないようですが、この映像でどのくらいシンクロの選手が激しく動いているのかが分かるようになります。

実は、この技術は2つの映像を合成しているのです。

なぜ合成する必要があるのでしょうか?

その理由は光の屈折です。

カメラをそのまま半分沈めてもあの綺麗な映像は撮れません。水中は光の屈折率が異なるため、水中に沈んだ身体の部分が大きく見えてしまいます。

屈折して身体がズレてしまう!

つまり、水上に出ている身体が、水中とつながって見えないということ。

撮影には2台のカメラを使い、上のカメラは水上を映し、下のカメラは水中を映します。そして、2つの映像をリアルタイムに合成して放送配信しています。


(出典:asahi.com)

リアルタイムだからすごい技術!

仕掛けは単純ですが、少しでも同時撮影のタイミングがズレたら体が分裂してしまうのでやっぱりすごい技術ですね。

まとめ

カメラ2つを合成していた。

シンクロのカメラ技術すごいです。

日本の技術がオリンピックで活躍しています。



(マンツーマンでスポーツの習い事【体育スポーツ家庭教師ファースト】)

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