換気扇の掃除は重曹で簡単!【やり方】

大掃除の季節が到来!

この時期にやるべきところでもあり、頑固な汚れに苦労するところでもあるキッチン周りには、コンロや換気扇のギトギト汚れが待ち構えています。

ピカピカにしてから年を迎えたいのですが、落とすにはどんな方法が良いのでしょうか?

コンロや換気扇の汚れを簡単綺麗にできる大掃除術!

掃除をすると心まで綺麗になった気分になれます。どうせ掃除をするなら、とことん綺麗にしましょう。

大掃除といえばキッチン周りがとくに大変です。1年中の油が隙間に入り込み、食材のカスも溜まり厄介!

特に換気扇は頭上にあるため汚れに気付きにくいし、気がついたら油に加えて、埃が混ざり合ってベトベト…、不衛生になっています。

汚い!

換気扇をピカピカに掃除、洗剤ランキング

そこで、大掃除でよく使用される洗剤ランキングを見てみましょう。

4位 キッチン 強力 油汚れクリーナー

頑固な油汚れにシュシュっと吹き付けるだけで強力に油が落ちていきます。頑固な油汚れもしっかり除去するキッチン洗剤です。

3位 クリーンアップぞうさんつけおき油汚れクリーナー

換気扇やキッチン周りのお掃除が嫌いな人でもこれなら安心!つけ置きタイプの洗いなので、簡単に汚れをとってくれます。

2位 キッチンつけおきまるごと石けんクリーナー

プロ用洗浄剤のメーカーと共同開発したもので、環境に配慮した石けんが主成分なので安心して使えます。

1位 重曹のパワーで根こそぎピカピカに!

キッチン周りを綺麗にするお掃除グッズはたくさんありますが、中でも注目を集めているのが重曹。重曹はいろんな番組でも取り扱われているほどの万能掃除能力を持っています。重曹は赤ちゃんにも使える安心素材♪

換気扇のギトギト油を掃除する方法

換気扇を掃除する際のポイントは、「浸け置き」をすることです。換気扇の汚れの多くが油汚れになるため、「アルカリ剤」か「溶剤」が配合されている洗剤などに浸け置きしておきますが、目安は1時間程度。

この間に他の場所を掃除しておくと効率が良くなります。

アルカリ剤は、固くなった油汚れを分解する力がありますが、強いアルカリ剤はアルミ製品を腐食する可能性があるので注意が必要です。

溶剤は、固くなった油を外側から溶かして汚れを落とす力があります。溶剤は金属製品に使うと錆が出やすくなるので注意が必要です。

そこで用いるのが ” 重曹 “

天然の無機物質で「炭酸水素ナトリウム」という別名を持ちます。

この成分は人の身体の中にもある物質なので、人体及び環境に優しく、口に入れても安全です。

重曹は、水に溶かすと弱アルカリ性になるので、酸性の油汚れを中和して浮かす特徴があります。

重曹で浸け置きする場合は、半日程度がおすすめです。

販売しているところも多く値段もお手ごろで100円均一でも購入出来ます。

重曹の洗浄効果をさらに高める方法

重層は洗浄能力を簡単に高めることも出来ます。

方法は簡単で、重曹水を沸騰させるだけ。重曹水は沸騰すると弱アルカリ性から、強いアルカリ性の炭酸ソーダに変化するので、洗浄効果を高めて汚れを落とします。

お湯などに入れて溶かすことでも洗浄効果は高まりますが、炭酸ソーダの変化を早めるには沸騰させること。

ただし、重曹水を沸騰させる道具及び掃除するものに対して、アルミ製の鍋やヤカンを使うと、腐食を促し黒ずんでしまうので注意が必要です。

この場合は水で掃除をするか、熱湯に溶かすほうが安心です。

重曹の目安

・比率:熱湯10Lに対して重曹1カップ

やり方

  1. 換気扇のフィルターとシロッコファンを取り外します(ついでにコンロの取り外せる部分も取り外しておきましょう。)
  2. バケツに熱湯と重曹を投入し、炭酸ソーダを作りましょう
  3. 「1」を「2」の中に入れ、半日程度浸け置き
  4. その間に取り外せない部分のレンジフードと換気扇の中を掃除します
  5. 浸け置きした後はよくすすぎ、残っている汚れをタワシやブラシでこすりとります
  6. 雑巾で拭いたり、乾燥させたあと部品を元どおりに取り付けて終わり

炭酸ソーダは強いアルカリ性なので、必ずゴム手袋をして使用するようにしましょう。

まとめ

重曹のすごい力でピカピカに!

換気扇が入るバケツがないときにはどうしたら良いのでしょうか?

ダンボールとビニール袋を代用すると良いでしょう。ダンボールで箱を作り、その上からビニール袋を広げて入れれば簡易バケツの完成!

このままビニールの中に熱湯と重曹を入れて浸け置きにしますが、発泡スチロールがあればそれでもオッケーです。

この方法なら、浸け置き後にビニールを他のごみ袋としても再利用することができます。

それでも取れない場合にはプロの手に頼む方法もあります。

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