世界中で愛されている動物「ジャイアントパンダ」。
パンダは笹を食べますが、あることが気になりませんか?
「パンダかわいい!なんで竹を持てるの?」
一般的な熊が何か物を掴んでいるイメージはありませんが、パンダは器用に物を掴んでいます。
パンダの指には他の熊にはない秘密があるのでしょうか?
どうやら「パンダの指」に秘密がありそうです。
指の数は何本あるのでしょうか?
パンダの指の数は何本?
ジャイアントパンダが発見される前までは「レッサーパンダ」が動物園の人気者でしたが、ジャイアントパンダが発見されるやいなや人気を奪われる形に…。
そして「パンダ」といえば白黒模様のジャイアントパンダを思い浮かべる人が大多数になりました。
そんな中国語で「大熊猫」と呼ばれるジャイアント・パンダは、食肉目のクマ科で哺乳類。れっきとした獰猛の「熊」で、成長すると体長150cm・体重150kg程になります。
クマの手は物を掴むことができません。
しかし、パンダは笹を掴むことができます。
その理由は、実は「骨格」を見れば一目瞭然です。
一般的な熊の指は何本あるのか知っていますか?
5本です。
この5本指は横一列に並んでいるため物を掴むことができません。
しかし、クマ科のパンダは他の熊の種類とは違う手をしているのです。ここに秘密があります。実はパンダには隠された2本の指が存在しています!
パンダの指の本当の数は5本でも6本でもなく7本!
パンダの指の数は、パンダの手の骨格の画像を見てみるとすぐにわかります。
前肢には手首の骨(種子骨)が大きくなって出来た「こぶ」のような出っ張りがありますが、これを「第6の指」と呼んでいます。そして、小指側の下にも副手根骨の盛り上がりも確認できます。これが「第7の指」。
(Wiki)
面白いですね。本当に7本の指が存在します。
なぜ動かない二本の指があるの?
実はこの隠されていた二本の指は残念ながら動かすことができません。「支えるだけの役割」をしています。
5本の指で笹を動かして、残り2本の指で上手に笹を支えながら器用に食べているのです。
動かないけど、とても便利な指。
ただ、指の概念は一般的に「動くこと」が条件になっていたりするため、パンダの指は5本で、雑学的には7本が正解かも?
まとめ
パンダには隠れた2本の指がある!正解は7本。
人間のように掴む動作ができるようになるには支える指が必要です。
そこでパンダは動かない隠された2本の指を上手に使うことで、竹を支えながら食べています。