警察官は交番や派出所に勤めて地域住民の安全を守り、生活安全のための指導などをしています。そして、強盗や殺人、交通違反の取り締まりなどの犯罪を解決するために日々取り組んでいます。
そんなやることが多い警察という職業ですが、爆弾処理班やテロ専用の部隊、化学班に白バイなど、警察といっても多くの種類があります。
特別な職業のイメージ。
そうなると気になりませんか?
「警察官のプライベートと一般的な仕事人のプライベートに違いはあるの? 」
警察はプライベートも管理されている
一般的な普通の会社は仕事以外だと完全フリーで個人の行動が尊重されますが、警察では仕事同様にプライベートも管理されています。
例えば次にあげられます。
警察は日々、市民を守るために活動しています。
常に国民を守らなければいけない立場にいるため、様々な決まり事が存在するのです。
市外に出る場合の届け
警察といえど家族がいます。
緊迫した日常の中、たまには遠出をしたくなるものです。
そんな時、市外に出る場合は届け出が必要になります。
外出時には「外出・外泊届」を出して許可を受けなければその市から出ることができません。一般的な会社と大きく違いますね。
「常に行動を監視されているみたいでなんか嫌…」
そう思いますよね?
なぜこのようなことをするのか?っと言うと…
非常時に呼び出しを行う際、どこにいるのか把握をするためです。大きな事件が発生した場合は応援を要請しなければいけないため、多くの人数が必要になるから。
職業柄、素早く連絡を取り合う必要があります。
「これには納得!」
一刻も早く事件を解決するためには、すぐに現場へ駆け付けることができる警察官の把握が重要になるのです。また、旅行の際は旅行先に到着した時点で連絡を入れる場合があります。
ちなみに、東京→大阪を移動する場合、複数の県をまたぐことになりますがこのような場合はその都度連絡する必要はありません。
アルコールの有無を確認する警察官のプライベート
お酒が飲みたくなったら飲む。これが一般的な社会です。しかし、警察官が休日に飲酒する場合には許可がいります。
自由にお酒を飲みたいところですが、警察官はそういうわけにはいきません。
その理由とは?
飲酒運転や事故防止という名目上で許可が必要で、事件発生の時に要請の有無を判断しやすい点も挙げられます。
お酒が入っていない、あるいはお酒が既に抜けてる警察官をすぐに現場へ送らなければいけません。緊張状態の事件現場では冷静な判断を求められているためです。
尚、この他にも警察官のプライベートには多くの制約があります。一般的な社員とは大きく異なるプライベート空間が警察官の間にはあります。
まとめ
オフの日の監視は事件を早く解決させる意味もある。
警察官が勤務中や休日などのプライベートな時間に交通違反を起こした場合は、 直ちに現場から上司に報告しなければいけません。
一般の人は罰金を払ったり切符を切られたりした後は会社等に報告せずに普通に過ごせますが、警察官はそうはいきません。
誰よりも法を守らなければいけない存在だから。
交通事故で他の車に衝突されたり、自分が被害を被った場合も報告と報告書が必要であり、プライベートがあるようでないような警察官という職務は当然と言えば当然の制限と言えるでしょう。