ゼリーは多くの人から愛されている食べ物ですが、開封したらパンパンに入っています。
「うわっ!」
蓋を開けた瞬間に思わず汁が飛んでしまった経験もあるのではないでしょうか?
そう考えると、パンパンに入れる必要はあるのでしょうか?実は、ゼリーが容器いっぱいに入っているのにはちゃんとした理由があります。
ゼリーがパンパンに入っている理由とは
結論から言うと、ゼリーがパンパンに入っている理由は、酸化を防ぐためです。カップの中に少しでも空気があると、ゼリーが酸化して品質が悪くなってしまうのです。
美味しいゼリーを食べてもらうために、ぎりぎりまでパンパンに入れていました。
ゼリーが満タンに入っているのは保存期間を伸ばすため
ヨーグルトやプリンは、蓋と中身の間に隙間がありますが、長期間品質を保つのが難しいです。賞味期限は比較的早く訪れます。
「出来るだけ早く食べないと賞味期限が過ぎてしまう!」
真空加工にしていないものは冷蔵保存で3カ月くらいが限度かもしれません。
ところがパンパンに入ったゼリーは、常温で6~10カ月ほども保存が出来ます。
すごいですね。
お中元で活躍するわけです。
ゼリーが隙間なく入っているのは衝撃から守るため
ゼリーがパンパンに入っていることで、ぷるん!
っの食感を維持しています。
っというのも、運搬中は車の振動で中身が崩れやすいのです。
そこでパンパンに入れ込むことで、運搬する時の衝撃から守る効果もあります。
まとめ ゼリーがいっぱい入るのは酸化などを防ぐため
ちなみに、ゼリーを開けるときに汁が飛び出してしまう人がいますが、コツをつかめば綺麗に蓋を開けることができます。
パッケージにも「開封時の液こぼれにご注意ください。カップ上面部縁を押さえてやさしくOPEN」と書かれています。
ゼリーを平らなところに置いて、左手でカップの縁を押さえましょう。右手で引き上げて真ん中くらいまで開けたら、左手で縁の位置を変えます。水平に保ち、ゆっくり丁寧にはがすことがポイントです。
何はともあれ、ゼリーがパンパンに入っているのはお得感ではありませんでした。
ちゃんとした意味があったのです。