歯医者は子供から大人まで利用するお医者さんです。
虫歯の他、歯周病も歯医者を利用して治療してもらいます。
でも、時として思うことがありませんか?
「あの歯医者は痛くなかったのに、この歯医者は痛かった!」
っと…
口の中で問題が起きた時に、何を基準に歯医者さんを選びますか?
いい歯医者はいい治療をする歯医者で、悪い歯医者はいい治療をしない歯医者のことになりますが、その差はいったいなに?
いい歯医者よくない歯医者の見分け方
歯医者さんには、主に主治医となる先生と歯科衛生士及び歯科助手がいます。
歯科衛生士は国家資格を所有しています。
専門学校や専門科がある大学を無事卒業(見込み)してから国家試験の受験資格がもらえます。そして、国家試験(筆記のみ)を受験して合格できてから取得する資格です。
つまり、歯科衛生士は資格をもっているため歯の知識が豊富にあります。一方、歯科助手は資格が要りません。知識のないアルバイトでも歯医者さんで働くことが可能です。
このため法律により歯科助手は口の中を治療してはいけない決まりがあります。
歯科助手はバキューム(口の中の唾液や削ったカスなどを吸う掃除機)を持ったり先生に器具を渡すのが主な仕事。
悪い歯医者のイメージ
まずは、悪い歯医者さんのイメージを見てみましょう。
- 何回も通わせる
- すぐに歯を削る歯医者
- やたらと時間をかける
- すぐに銀歯を入れようとする
- あまりにも期間が短くまた治療時間も早すぎる
- 神経をすぐに抜く
など
良い歯医者のイメージ
次によい歯医者のイメージをみていきます。
- 料金や期間をしっかり説明してくれる
- 清潔感を感じる所
- 待ち時間が短い所
- 治したい歯だけを治療してくれる
- ちゃんと患者目線で説明して治療方針も考えてくれる
- 治療スタッフが充実している
など
痛いから上手くない歯医者?
「痛い治療は嫌!」
「痛い」を無くして健康な歯にすることが歯医者さんのお仕事ですが、大して歯を削っていないのに麻酔を使い、レントゲンを取り、その治療費を貰う場所があります。
ブリッジを入れるために健康な歯を削ることになり、しみると言われるのが嫌だからという理由で健康な歯なのに神経を抜いてしまうなんてこともあります。
痛みを消す = よい治療とは限らない。
神経は人間にとって重要なもの。
痛いと感じることで身体は生命の危機的状況に気づくことができます。神経を取ったらその痛みが分からず気づいた時には重症化していることだってありえるのです。
そして、治療の際に神経を取ったにも関わらず神経を取り残した場合は当然痛みが続いてしまうでしょう。さらに、治療する歯の長さを把握していないために、器具や薬を入れる時に歯茎まで貫通してしまうと痛みが伴います。
この場合は人為的な治療の失敗のため、「良くない歯医者」と言ってよいでしょう。よっぽどでない限り麻酔をせずに削っていき、痛かったらその度に先生に教えるように言ってくれる治療がいい歯医者さんではないでしょうか。
※よっぽどの主な例
- 神経に近い場所を削る時は神経が刺激され痛みが伴うから抜く
- 親知らずは抜いた後も痛みが出る場合があるため先手で神経を抜くことも多い
説明不足な歯医者に注意!
説明や同意を取らずに治療を開始する歯医者さんも残念ながら多くいます。
説明をしない理由として…
- そもそも知識があまりないため質問されたら困る
- 説明出来ないようなお金目当ての治療をしている
- 自意識過剰なタイプで「説明せずともこのくらいわかるはずだ」と勝手に考えている先生
「患者さんのことを思ってる歯医者さんではない!」
口は、外部のモノが人体の中に入る始めての場所です。
歯には菌が住み着きやすく、歯の病気から身体のあらゆる病気に繋がることがあるため、しっかりと初診の時に治療内容や料金等を説明してくれる歯医者さんを選ぶようにしましょう。
そして、歯医者さんによっては、国家資格のいる歯科衛生士よりも、雇いやすい歯科助手を多く雇う場所もあります。
問題は、この歯科助手さんに歯石を取らせたり、詰め物をさせるなど数多くの違法行為をやらせていること。
法律により歯科助手は口の中の治療は禁止されています。
歯科助手が入れた金属の詰め物のせいで噛みあわせが悪くなり、これにより頭痛が発生したり、腫れてきたりといった実例も存在します。
まとめ
いい歯医者の特徴は患者の気持ちになれること。
一生残したい大事で大切な歯。
痛い歯医者には行きたくありませんが、それ以上に安全に治療をしてくれる知識のある歯医者選びがとても重要です。
歯医者と患者の間で信頼関係を築くことが大切になります。
本当に患者さん想いの先生は一生懸命勉強をしており、技術を磨いて治療に望んでいます。