「あっちぃいい!!」
猫舌ですか?
猫舌は大変そうですよね。
暖かいコーヒーやココアを完全に冷えるまで待たなくてはいけません。猫舌の人は熱さに敏感なため、とても苦労してるのかと思います。
「猫舌は治すことができるの?」
実は猫舌は飲み方の問題なのです。
舌が火傷したときに良く言われるのは猫舌。
猫舌と猫舌じゃない人の違いとは?
なぜ?猫舌と猫舌じゃない人の違いは?猫舌の原因とは
口腔内や舌の角質層の厚さには個人差があります。
また、年齢を重ねると厚くなります。
しかしその差はマイクロメートル単位となり、この差を考えると猫舌による直接的な原因とは考えにくいです。
ようするに舌はみんな同じ。
では、いったいなにが違うのでしょうか?
実は、熱くて飲むのが難しいと感じている人、猫舌の人は、舌の使い方が下手なだけ。舌を守るあまり過保護になっています。舌は中央にいくほど温度を感じにくくなっていますが、舌の端や周りは外からの刺激にとても敏感!猫舌じゃない人は、熱い飲み物が舌の真ん中に来るように上手に飲んでいます。
「舌の先に熱いものを触れさせないこと!」
猫舌じゃない人も、舌の先端に熱いものが触れると火傷してしまうので、とても飲めません。
猫舌は飲み方の問題!治し方・克服方法
猫舌の治し方は、熱いお湯が舌の先につかないように舌を丸めるようにして舌の奥に当てて飲むと良いです。
猫舌の人は、熱い飲み物が舌のあらゆる部分に付いてしまうため、熱くて飲めない状態になります。そして、その下手な飲み方により高温の液体が口の中で弾け飛び、火傷をしてしまうことも。
火傷をするとさらに熱い飲み物が怖くなり、トラウマになってしまうのです。こうなると、「熱い=火傷」になってしまうため、完全に冷えた状態じゃないと安心して飲むことが出来なくなってしまいます。
「負の連鎖!」
克服する方法として、例えば、お茶を飲むときは熱に敏感な舌先を下の歯の歯茎のところに当てるように隠して、ズズっと吸い込むような感じにすると、空気とお茶が触れて若干温度が下がります。
猫舌を治すには、とにかく舌先と舌の周りをいかに熱いものに触れさせないかが重要。
考え方としては簡単です。
練習あるのみ。
猫舌じゃない人も口の中で火傷をする場合があります。口腔内のヤケドは舌炎や口内炎の原因にもつながるため注意が必要です。最初はぬるい温度で開始しましょう。
恐怖心をなくすことが先決です。
「口内炎は痛い!痛すぎる!」
ちなみに、医学的には無理に猫舌を治す必要はまったくないため、臨機応変に対応したいところですね。
猫舌と呼ばれる理由・由来とは?
人間以外の動物は全部「猫舌」です。
「熱い=身の危険」を感じるため。
口に火傷をすると獲物が食べられなくなるので、熱いものは生死に関わるリスクにつながります。
なぜ「猫舌」と呼ばれるようになったのでしょうか?
ライオン舌でも、馬舌でも犬舌でもよいのでは?
動物はすべて熱いものが苦手なのだから。
「猫舌」と言われるようになった理由は、猫は昔から人間に近い場所で飼われていたため、熱いものを食べない姿が特に目立ったことでそう言われてきたと言う説が有力です。
ただ、最近では外猫から家猫が増えて人間と暮らす内に暖かいものでも食べる猫が増えてきています。
まとめ
猫舌を治すには、舌のテクニックが必要。
まずはぬるま湯で練習をしてから試してみましょう。
火傷したら大変です。
っとはいえ、猫舌は無理に治す必要はありません。
治したいときにはゆっくりと治していきましょう。
まずは美味しいお茶から始めてみてはいかがでしょうか?