扇風機は便利な機械です。
エアコンが登場する前から広く使われていました。
エアコンが普及をしている現代においても、夏の暑い日には扇風機を回す家庭も少なくありません。
電気代の面からみても扇風機が有利。
それだけではなく、エアコンには決してすることができない特技を扇風機は持っています。一度はしたことがあるのではないでしょうか?
扇風機の前に座るとなぜかこう言いたくなります。
「あああぁぁあ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”」
「ワレワレは宇宙人だあ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”」
エアコンには決して真似することができない扇風機ならではの楽しみがあります。
この扇風機がダイエットに効果があります。
扇風機ダイエット方法とは
扇風機を使うのは基本的に夏。
夏はダイエットに向いている季節に思えるのですが、それは誤った答えです。
夏は汗を大量にかきやすいため、身体の毒素を外に出すのには向いている季節ですが、汗を流すことはダイエットで痩せることとは「イコール(=)」ではありません。
逆にダイエットに向いているのは「冬の季節」になります。
脂肪を燃やすには熱が必要になりますが、気温の高い夏は体温維持が楽。カロリー消費をするために必要な基礎代謝が低下しやすいため太りやすいのです。
人生はそう簡単にはいかないものです。
寒い冬は身体の体温を維持させるために熱を発生させやすいです。基礎代謝量がアップする季節になるため痩せやすい傾向があります。
しかし、夏は冬よりも運動量が一般的に増えるため、一概には消費カロリーを比較することが難しいのですが、運動をせずに日常生活を繰り返していると考えると、夏はエネルギー消費が低下すると覚えておくと良いでしょう。
では、夏にダイエットをすることは効率が悪いため、秋以降に回したほうが良いのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。
夏でもダイエットはできます。気温を下げると良いのです。気温が下がると体温を上げることができます。
- 体温は下げない
- 気温を下げる
では、どのようにして気温を下げるの?
「エアコン」と「扇風機」を使います。
エアコンの問題点
室内を冷やすために便利な機械がエアコンです。
エアコンを使うことで気温が下がるため、基礎代謝を引き上げることができます。
しかし、エアコンには問題点があります。
人が本来もっている体温調節機能を低下させる恐れがあります。
これは非常にマズイこと。
体温調整機能が狂ってしまうと、その部屋から出たときにうまく調整ができなくなってしまいます。体温調節機能が低下することで、正常な体温を作ることができずに太る危険もあります。
そもそも健康面からみてもお勧めできません。
さらに経済面でも重くのしかかります。
※夏日・猛暑日にはエアコンを使用しましょう。
扇風機が痩せる効果に最適
扇風機は室内にある空気を風にして飛ばす機械です。
つまり、室内の温度は変わらないのですが、それが良い効果を生み出します。
ちょっと待ってほしい。
「室内の温度は変わらないのに痩せることができるの?」
扇風機の柔らかい風にあたることで体感温度を下げることができます。暑い日に外に出ると汗がダラダラ流れてきます。しかし、風があることで涼しく思うはず。
このときに体感温度が下がっています。
体温調節機能が働くことで多くのカロリーを消費します。その結果、基礎代謝の向上が期待できます。
そのときの湿度により多少の変化はあるのですが、例えば気温28度の場合に秒速1mの風を当てると、体感温度は約23度まで下げることが可能です。
まとめ
扇風機で体感温度を下げて痩せる。
エアコンよりは扇風機のほうが向いているダイエット。
ただしダイエットに限らず、扇風機の風に当たり続けていると疲労感を感じやすくなります。
また、睡眠中に扇風機を直接あてることで血液の流れが止まり、動脈硬化を引き起こす恐れがあります。風が強すぎると呼吸困難に陥る危険もあるため注意をしてください。