「口の息は白いのに鼻息は白くない!なぜ…?」
寒い場所で、口からの息は白くなるのに、鼻からの息は白くなりません。
この違いは何が関係しているのでしょうか?
口から息を吐いて怪獣のモノマネをしていた経験はないですか?
そのときには鼻からではなく、口から白い息を吐いていたはずです。
不思議ですよね。
同じ呼吸をする穴なのに、なぜ鼻息は白くならないのでしょうか?
鼻からの息が白くならない理由とは
結論から言うと、その差は口と鼻に含まれる水分量にあります。
寒い場所にいくと吐く息が白くなります。
「ハーハー、ゴジラだぞ~」
っと、白い息を吐いてみた経験もあると思います。
人の呼吸には主に口と鼻がありますが、息を吐くときに使えるのも口と鼻です。
口からは白い息がでるのに、鼻からは白い息がでません。
「フン!フン!」
っとしても白い息はでません。
同じ身体なのに口と鼻でなぜ白い息に違いがあるのでしょうか?
白い息の正体は水分ですが、息の中の水蒸気が冷やされます。これが口の中から出ていくと、小さな水の粒になり白く見えます。口の中には唾液があるため水分量も多く、蒸発するまでに時間がかかることで白く見えているのです。
その反面、鼻から出る息には水分量が少ないため、水の粒になる前に蒸発をして白くなりません。
「鼻から白い息がでている場合は、寒すぎる場所だけ!」
気温が寒いと蒸発する時間が延びて白く見えます。
目安としては、-5℃からだんだんと白くなります。
まとめ
水分量が少ない鼻の中。
鼻息を白くするには、少なくても-5℃の極寒の地へ行かなければいけません。
水分量と寒さに関係していました。
風邪を引かないように厚着をして寒い時期を過ごしましょう。