目の前で人が倒れたらどうしますか?しかも心肺停止の状態です。真っ先にあの機械を頭の中で思い浮かべましょう。
「それはAEDという機械!」
使用しない場合は生存率が10.6%ですが、AEDを使用すると生存率が50.4%に跳ね上がります。
AEDがあると助かる命が増えるのです。
「AEDは心臓を動かす機械」
たしかに結果的に心臓を動かす機械ではありますが、AEDは心臓を止める機械になります。
心臓を動かすために、心臓を止める機械…
どういうことなのか見てみましょう。
AEDは心臓を止める機械
心臓を動かす機械なのに、心臓を止める機械?
これはどういうことなのでしょうか?
AEDのAは自動(Automated)、Eは体外式(External )、Dは除細動器(Defibrillator)の略語です。
心停止は心臓が止まっている状態ではなく、心臓が痙攣をしている状態を指します。心臓発作で倒れると、心臓が不規則な動きをしていているため、全身に血液を送ることができなくなっているのです。
「そこでAEDの電気ショックを使う!」
この電気ショックにより一瞬ですが心臓を止めます。要するに、1回、心臓の動きを揃えてから規則的に動くようにするのがAEDの役目になるのです。
まとめ
AEDは不規則な心臓を止めて動かすため。
AEDの設置場所と使い方を知っておくことで助かる命があります。
AEDの使い方を覚えておくと良いでしょう。
心臓を一瞬止めて動かす機械がAEDです。