世界には多くのミステリーがありますが、京都には「桜の形をした石」があります。
桜石と呼ばれるこの石はどのようにして出来たのでしょうか?
「桜の形をした石の正体!」
京都にある桜石とは
(出典:oriot.files.wordpress.com)
京都にある桜石ですが、桜の花びらが石化したのでしょうか?
実は、桜石は「石そのもの」です。
長い年月をかけて自然に出来た貴重な石になります。
「正真正銘の石!」
色も桜の花びらの色に似ています。形も計算されたように等間隔の六角形。菫青石(アイオライト)が風化してピンク色に近づくと、桜石の状態になるそうです。
一定の角度や規則性をもった3つの結晶がつながり、結果的に花びらのような6角形になっています。
ハチの巣も六角形です。桜の花びらも六角形。
アイルランドにも六角形の石があります。
自然にある形は六角形が安定しやすい形なのです。
桜石がある場所
菫青石は六角柱状の結晶で、泥質の岩石がマグマで熱せられてできる鉱物になりますが、桜石というだけで正式な鉱物名ではありません。
「雲母と緑泥石の混合物になる!」
桜石がとれる場所は、京都府の亀岡市稗田野町にある桜天満宮の境内。桜天神が有名です。昔は桜石を厄除けとして参詣者に配っていたこともあるそうです。
現在は採堀をしてはいけないことになっているため、採ることはできません。
桜石がほしい人は一般販売されているお店や通販で買う方法があります。
まとめ
桜石は貴重な石。
桜石は希少な石になります。
1992年から天然記念物に指定をされています。
採ると罰則を受けてしまうので絶対に採ってはいけません。
桜石は亀岡を訪れた旅の行者が桜石を邪気に向けて投げ、鬼を退治した伝説があります。雷除けのお守りになります。採取はしてはいけませんが、通販で販売はされています。
そうだ!京都に行こう!
実際に見に行くのもあり!