乾燥しがちな今の時期に大活躍をするのは「加湿器」。
そして、部屋の空気を綺麗に保つ「空気清浄機」。
しかし、部屋で置く場所を間違えると効果が激減してしまうと言います。
効果的な置き場所とはいったいどこなのでしょうか?
空気清浄機の正しい置き場所
空気清浄機を使う場合は、正しい場所に置くことで効果的な空気に入れ替えることができます。
正しい置き場所はどこになるのでしょうか?
花粉やウイルスが侵入してくるところに置くと良いです。その場所は、玄関がベスト。そして、部屋の壁際の隅が効率が良いです。
外からの菌が家に入る侵入経路を断てば、家の中に入ってくる花粉はゼロに限りなく近くすることが可能になります。
加湿器の正しい置き場所
空気清浄機の正しい置き場所はわかりました。
では、加湿器はどこに置けば良いのでしょうか?
加湿器は、湿度を出す機械で風邪の予防になるので、インフルエンザウィルスなどを抑制してくれます。また、ホコリを抑える力もあるため、アレルギーや静電気を起こりにくくしてくれます。
そんな加湿器の置き場所は、部屋全体の湿度が上がるようにする場所がポイントになります。
加湿器の置き場所
ウィルスや細菌は乾燥状態を好み、長く空気中を飛び回ります。
鼻やのどが乾燥すると元気なままのウイルスが体内に侵入し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
さらに乾燥は静電気を起こしたり肌の保湿力も失う厄介者です。そのような状態を解消するために、加湿器を使い湿度をコントロールします。
湿度が40~60%あれば適正な状態と言われ、ウィルスは湿度に弱く50~60%ほどで活動が鈍ります。病気にかかりにくくし、美肌を手に入れる鍵「湿度」。
ただし、高い湿度があればあるだけ良いと言うわけではなく、60%以上になると加湿しすぎで、結露やカビが発生しやすくなり、逆に病気を招いてしまうことがあるので注意が必要です。
加湿器は湿度を高めるものなので、部屋全体の湿度を高めることができれば効率が良いと言えます。
「どこが良いの?」
それは、なるべく高い位置に加湿器を置くこと。低い場所に加湿器を置き湿度をあげても、部屋全体にうるおいが広がりません。冷たいものは空気より重いため下に溜まる性質があります。加湿器の入り口から噴射されるミストは重力の法則に従い上から下へ落ちていくのです。
エアコン付近 ×
最近の加湿器には温度センサーが付いている機種があります。
エアコン近くで使い、エアコンの風があたってしまうと温度センサーが思うように働かくなってしまいます。エアコンの風が直接当たらない場所に設置しましょう。
ただ、エアコンによっては部屋全体に空気を送ることもできるため、温度センサーがついていないものに関しては部屋全体を加湿できるためおすすめです。
出入り口付近や換気扇の近く ×
換気扇は周囲の空気を外に出すのが仕事です。そのため換気扇の近くに置くと湿度が部屋の外へ排気されてしまいます。
これは出入り口も同じことです。部屋を開けるたびにたくさんの湿度が逃げてしまいます。換気扇や出入り口から離れた場所に置くと良いでしょう。
窓付近 ×
窓近くは外気の影響を最も受ける場所です。湿度が急激に冷やされて結露になってしまう可能性があります。
窓から水滴が滴り、床に落ちる状態が続くとフローリングなどが変色してしまうこともあるため注意が必要です。また、結露はカビの原因にもなります。
加湿器は真ん中の1m高さに設置
上記の理由から最も効率よく湿度を維持できる場所は、加湿器を部屋の隅に置くよりは部屋の中央近くに置くこと。
また、加湿器は1mほどの高さが良いです。それ以上高くするとメンテナンスや落下の恐れもあるので気をつける必要があります。
まとめ
効果的に空気を入れ替える。
理想的な置き場所は、部屋の真ん中で高いところ!ものすっごく邪魔になりそうだけど気にしない♪
ちなみに、加湿器をそのまま床に置いてしまうと、床の付近の空気が冷たいので加湿器に負担がかかりやすくなってしまいます。
このことで過剰に加湿してしまい結露しやすくなります。冷えないようにマットを敷いておくと安心です。