水族館には数多くの種類の魚達が泳いでいます。
水槽の中で魚を管理しますが、いつみても水槽の中の水は透明度が高いです。
アクアリウムをする上で、自宅でも水族館のような透明度を維持したいところですが、水族館がおこなっている、透明度維持の裏ワザはあるのでしょうか?
水族館の珊瑚水槽で透明度を維持する方法
水槽の濁りはバクテリアがまだいなかったり、藻、それに水草が腐れて色素が溶け込んでるなど、いろいろな原因があります。
水族館では、水換えやダイバーが潜ったりして掃除を定期的におこなっています。サンゴの水槽はとくに掃除が大変そうです。
サンゴ水槽が綺麗な要因のひとつに、サンゴの死骸が関係しています。水槽が汚れる原因は魚の糞や食べ残し。サンゴの死骸に住むバクテリアがアンモニアを分解して水を綺麗に保っているのです。
ただ、水族館のサンゴ水槽はどれも綺麗なサンゴばかり。
死んでしまったサンゴはあまり見たことがありません。
水族館でもバクテリアの力を重要視
実は、お客さんに見せるサンゴ水槽の裏、見えない場所に濾過システムとつながっています。
一般向けに使用されている上部式フィルターや外部式フィルター、外付けフィルターなどと仕組みは同じです。水族館では、その濾過水槽の中にサンゴの死骸をたくさん入れてバクテリアを増殖・繁殖させているのです。
(aquarium.co.jp)
アクアリウムの基本的かつ重要な生物であるバクテリア。
このバクテリアは大きな水槽環境でも同じ働きをしています。
魚などの水生生物が限られた環境の中で快適に生活をするためには、バクテリアの存在が欠かせません。
まとめ
掃除の頻度は落としても大丈夫ですが、分解しきれない猛毒が溜まることになるので水換えはしたほうが良いです。
水族館も仕組みは一緒です。
サンゴ水槽から水をフィルターで吸い上げてサンゴの死骸に流しています。バクテリアで分解した透明な水がサンゴ水槽に戻っているのです。
バクテリアを安定して増やせる「PSB」を水槽に投入すると良いでしょう。