暑い日は脇からタラタラ~っと汗が落ちてしまうことがある人も多いと思います。
脇汗をかきやすい人とかきにくい人の違いはあるのでしょうか?
そして今すぐ汗を止めたいときの衝撃テクニックは存在するのでしょうか?
「暑いと脇汗がすごいことになる!」
シャツとか着てると脇だけ濡れているためすぐにバレてしまう…
脇汗をかきやすい人とかきにくい人の差は3歳までの過ごし方で決まると言われています。
いったいどういうことなのでしょうか?
3歳までに決まる脇汗の量 汗をかきやすい人の特徴とは
3歳までの過ごし方で脇汗の量が決まります。3歳までに脇汗が何を起こしているのか見てみましょう。
汗をかきやすい人は次にあげれます。
日常的に運動をしている人
汗腺も運動により機能が向上するため、普段の生活の中でも体温が上がると汗をかきやすくなります。
肥満の人
身体全体に脂肪が多く、体熱が外に放出されにくいため汗をかきやすくなります。
ホルモンバランス 更年期
閉経前後の女性に多い更年期は、ホルモンバランスの乱れから「ホットフラッシュ」と呼ばれる、急にカ~っと熱くなり汗が出る体質の人もいます。
自律神経が乱れで緊張しやすいかどうか
自律神経が乱れて多汗症になる人もいます。
手汗やわき汗などの最も多い原因とされています。
汗腺は全身にありますが、脇の下には「アポクリン腺」というフェロモンを出す線があります。
アポクリン腺は緊張をすると汗を出す性質があります。
3歳までに汗をどれだけかくか
汗は汗腺から出ますがこれらの汗にも量は決まっており、汗腺の数が3歳までの温度環境で変わるのです。
寒いところで生活していた人は汗腺が少なくなり、暑いところで生活していた人は汗腺が多くなります。3歳以後は環境が変わっても汗腺の数は変化しません。
「つまり、汗をかきやすい人は汗腺の多い人!」
寒い地域で暮らすロシア人の能動汗腺の数は190万個と言われ、熱帯で暮らす人たちの汗腺の数は290万個、フィリピン人で280万個、そして日本人の平均汗腺の数は230万個と言われています。
寒い地域の人に比べて、日本人は汗をかきやすい体質の人が多いことが分かりますが、ただ、日本人の汗腺の数が最近になり減っています。
子供の汗腺の数が減る理由
日本に住む最近の子どもたちは、汗をかく量が減っています。
最近の子どもは、乳児期に家の中で冷房の利いたところにいることが多いため、汗腺の数があまり多くならずに、大人になってからも汗をかきにくくなっているのです。
脇汗が多くて困っている人から見ると羨ましいことですが、実は大きな落とし穴があります。
汗腺の数が少ない人は熱をうまく外に排出することが難しいです。汗腺が発達している方が当然体温調節機能が高くなるため、熱中症に強い身体を手にすることが出来ます。
夏は暑いからといって必要以上にエアコンで冷やしすぎずに、自然な環境で自然な汗をかくことが大切です。
「大人になっても汗腺の数は増えない」
幼少時代と大人で暮らす場所や気候などが変わると、うまく対応できない人もいます。
幼少期は寒い地方にいて大人になってから暑い場所に引っ越すと、うまく汗がかけずに熱中症にかかるリスクが高くなります。
人間は3歳までに暑さの調整機能を整えているため、可能な限りエアコンは使わずに自然体に任せましょう。
ただし、暑すぎて熱中症にかかると本末転倒です。
臨機応変に気温を見ながら温度を調整するようにします。
脇汗をかかなくする方法!「脇汗を止める方法」
脇汗をかかなくする方法があります。
汗は、押さえた部分の周辺はかかなくなる特徴があるので、脇の下、乳首の指三本ぐらいを押さえると脇汗をかかないように出来ます。
舞妓さんや芸能人が演技をするときに、この辺りを押さえておくことで顔の汗をかかないようにしている人もいます。
ところが押さえた周辺の汗は止まりますが、それ以外の場所から汗が増えます。これを「皮膚圧反射」と呼びます。
「汗止め帯」が売られているので、緊急時の時に使用してみるのも良いかもしれません。
まとめ
汗の量は3歳までに決まる。
3歳までは特に汗をかくような環境にしましょう。
ただし、熱中症対策は万全に!
子どもの体調を見ながらおこなうことが絶対条件です。