世の中には独裁国が存在しますが、その国により独裁の仕方もそれぞれです。
例えば、ベラルーシは美人が多いことでも知られていますが、この国では美人に限り出国が原則禁止されているようです。
「どういうこと!?」
なぜ美人だけが国から出ることが許されないのでしょうか?
ベラルーシの美女は外国にいけない?
ヨーロッパ最後の独裁国家ベラルーシで、美人は出国が禁止されています。
いったいどういうことなのでしょうか?
ベラルーシはソ連からの独立後、1994年にアレクサンドル・ルカシェンコが初代大統領に就任すると、20年間以上の独裁政権を継続しています。
人口は約950万人。
独裁国と聞くとなんだか怖いイメージがありますが、独裁国だから「悪」とは必ずしもいえません。その国の国民性で国際社会でも良い独裁国を維持しているところはあります。
「権力が集中することで暴走する国も多いけど…」
ちなみにベラルーシは大統領選は行われていますが、何故かルカシェンコは毎回、圧倒的な票数で勝利しています。
「何故かね!不思議だね!」
出国禁止のモデル
大統領の独裁政治に民衆が、街を無言で拍手しながら練り歩く抗議デモをしました。
しかし、これを政府側が弾圧。
そして街中での拍手を禁止する法律が制定されました。
そんなベラルーシは、美女が多い国として世界的にも有名です。
モデルには資格というものがあります。
これは国が認めたもの。いわゆる「国家資格」です。
授業料は無料で入れる国立モデル学校で、ウォーキング練習ホール・フィットネス用のジムまで完備しています。
モデル学校を卒業するとモデル資格が与えられますが、それほど美女を国の宝として考えている大統領は、美女を国外に出すことを禁止する出国禁止の法律を定めました。
ただし、無制限に国外に出ることができないわけではなく、出国する際には審査を通過すると可能になります。
美女国内隔離の法律を作った理由
なぜこのような法律を作ったのでしょうか?
逆に美女が多いのなら、世界に出て行ったほうが国の宣伝になるのではないでしょうか?
「ウクライナやロシアみたいに」
美女モデルの海外流出を防ぐ大統領の意図もあるようですが、以前ベラルーシでは女性の人身売買や海外での売春が問題になったためだと言われています。悪質業者がベラルーシのモデルを騙して、海外へ派遣しては人身売買を繰り返し、社会問題化した歴史があります。
ベラルーシにいかないと会えないプレミア感で旅行者も集まるかもしれませんが、モデルさんは自由に行き来ができないため不便だと思いますが…?
ところがそうではないようです。
モデルたちはこの政策に対して不満はありません。その理由は、街中の看板にベラルーシ人以外のモデルを使用することを禁止する法律もあるため。また、プロのモデルになると給料が一般の人の10倍以上も貰えます。
モデルさんが海外に行かなくても多くの仕事が出来るように処置しています。国立モデル学校でプロモデルの国家資格がもらえるので満足しているようです。
まとめ
モデルに不満がないのは優遇されているから。
その国の中でも十分に楽しいモデル生活ができているみたいですね。
国の形はいろいろあって面白いです。
ただ、独裁政権の維持は難しい時代なので、一般市民の不満はたまり政府に対するデモも頻発してるようです。