Blender2.80以前は問題がなかったものの、Blender2.81以降でキャラクターに設定していたRigifyのボーンが消えてしまうという謎現象が起きたので解決策の備忘録です。
Blender v4.0以降などを使いながら過去のデータを読み込む場合にエラーが出てしまうとき、とりあえずこの方法で回避をすることにしました。
BlenderでRigifyが非表示になったときの対策
Blender2.80は正常にRigifyで制作したボーンが表示されます。ところが、Blender2.81にあげるとRigifyが消えてしまいました。
再びBlender2.80に戻すとRigifyが出現。
v4.0以降でも発生する可能性があります。過去に制作したものが、バージョンアップしたことで何かが変わったようです。2.81でRigifyボーンを表示するために探しましたが見つけることができなかったので(ひょっとしたらどこかのボタンがオフになっているのかも?)、他の方法で回避しました。
なお、動作を先に設定した場合に使用できる方法です。
キャラクターに入れた通常のボーンは見えますが、Rigifyを組み込んだボーンは消失。画像のキャラクターにはRigifyが組み込まれていますが見えません。
身体を覆っている丸い線はライトです。
設定画面から「アドオン」を選択。
「rig」と入力します。
「Rigging:Rigify」と表示されるのでチェックを入れましょう。
「セーブ&ロード」に切り替えて、「Pythonスクリプトの自動実行」にチェックを入れます。これはRigのバグを回避するための設定。
「シーンコレクション」からキャラクターを選択。
Rigifyボーンの絵(人の体)をクリックしましょう。すると、画像のようにポップアップします。
「rig」を選択。
すると、プロパティに登録していたポーズライブラリが出現します。
動きをつけたいポーズを選択して、右側にある虫眼鏡アイコンをクリックすると、そのポーズにすることができます。
どこかに隠れている、見落としているボタンにチェックを入れたら「ポン!」とRigifyが表示されそうですが、とりあえずこれで回避ができました。バージョンの変更により、エラーの解消がされる可能性もあります。