本を購入するときにどのようにして買いますか?
昔はほとんどの人が本屋で購入したのではないでしょうか?
現在はインターネットの普及に伴い通販で購入する人が増えています。欲しい商品を探してボタンを押し進めるだけで後は到着するのを待つだけ。
「本当に便利な時代になったなぁ」
多くの人がインターネットを使い本を購入していますが、それは「Amazon」の登場で急加速。
しかし、インターネットを多く使う10代は、なぜかインターネットの通販で購入するよりも本屋で購入する人が多いようです。
なぜ?
ネット世代の10代が本屋で買う理由
調べたのは日本通信販売協会(JADMA)が実施したアンケートによるもの。アンケートは全国の10~60代の男女1000人を対象に行われました。
過去1年間の書籍購入先を質問すると、10代では書店が82.7%と高く、電子書籍を除くネット通販は36%に留まります。
ネット通販の利用率が高かったのは40代(57.7%)、50代(52.7%)となり、ほかの年代に比べて書店の利用率は低い傾向にあることが判明しました。
この意外な結果に、JADMA担当者は驚きます。
「若い世代の方がネットに親しんでいるため、通販をもっと利用しているかと思っていた。書店で実際に手に取ってみることを重視しているよう」
本を手にとって確認したかっただけなのでしょうか?
「謎が深まるばかり…」
本を購入するまでに至る総額を抑えたい心理
インターネットでは通販を利用する場合に、その多くがクレジットカード払いを使用します。
10代はクレジットカードを持たないため本屋さんで購入する人が増えている要因ともいえます。
また、通販サイトによっては送料がかかり、さらに振込手数料もかかります。
つまり、出来るだけ安く買いたい若い世代にとっては「本単体」だけのお金で済ませたいのです。
「若い世代だけじゃなくて大人も余計な出費は除きたい!そうだ、本屋に行こう♪」
まとめ
余計な購入費用をはらいたくない心理。
じっくり選んで買う習慣を付けておくと、インターネットで通販をやり始めた時に「慎重な気持ち」を作ることが出来るのでトラブル防止にも役立ちます。
ネットで購入すると、本そのものの代金以外にも、お金がたくさんかかる場合があります。
お金そのものを蓄えている人が少ない年代なので、実際に本を手にとって、じっくりと読みたい本を選びたいと思っている人も多いようですね。