「ワンワン!」
そう鳴くのは犬だけのものじゃない?
夏の夜、田んぼや沼地にいくと「ゲコゲコ」と鳴き声が聞こえてきます。
そう、その声の主は「カエル」。
実は「ワンワン」と鳴く蛙(カエル)がいるのです。
蛙は一般的に「ゲコゲコ」と鳴きますが、蛙がワンワンと本当に鳴くのでしょうか?
ワンワンと鳴くカエルがいる!
実は「ワンワン」と鳴くカエルがいます。
摩訶不思議なカエルの正体とは?
変わったカエルを発見した北里大の研究者。その「ワンワン」と鳴く不思議なカエルの正体は「タゴガエル」というもの。
染色体は26本、茶臼山の水辺に生息するタゴガエルは28本あり、このカエルは「新種」であることが判明しました。
一般的なタゴガエルが800ヘルツの音域で「グウグウ」と鳴くところを、茶臼山のタゴガエルは、なんと1300ヘルツの高い音域で鳴くことができます。その高音のため、「キャン」や「ワン」と聞こえる音域で鳴くことができるのです。
「ワンワンと鳴く新種のカエルの声だった♪」
タゴガエルの亜種として「ネバタゴガエル」。学名「Rana neba」と命名され、長野県の根羽村の天然記念物になっています。
三重県鳥羽市の鳥羽水族館でもワンと鳴く珍しい蛙の展示されていますが、和名がないため「イヌガエル」と名付けられました。
予想以上に大型犬の「ワン!」の声w。
夜道にこの鳴き声を聴くと、犬が溺れているんじゃないかと心配するレベルです。
ワン以外にネコのニャーと鳴くカエルもいた!
「w」
変わった形のカエルですね。
まるで風船のように丸い。
世界には面白い生き物がたくさんいます。
まとめ カエルの鳴き声は千差万別
今思っているその常識は、実はまったく違うものかも知れません。
ゲコゲコと鳴く一般的なカエルの他にも、ワンワンと犬のように鳴くカエル、ニャーと猫のように鳴くカエル、複雑なカエルの種類がこの世界には生きています。