「うわぁああ!!」
夢の中、その意識に浮かぶ姿は前に進もうとしている自分の姿。
「苦しい…なぜ…どうして…」
早く走りたいのに早く走れない。
夢の中で思いっきり走ろうとしてるのに、動きがゆっくりになってしまう。
実はこれ、結構いろんな人が経験しています。
夢の中なのに、多くの人の中で共通しているのが面白いです。なぜこのような現象になるのでしょうか?
原因を見てみましょう。
ぬぉー!!恐怖の夢を見たパラー!急いで逃げたいのに体が泥の中にいるみたい動かなかったパラー!
夢の中で走る行為が遅い理由
夢の中で早く走ろうと思っても、いつものように走ることができず、足を前に出すことでさえゆっくりとした動きになります。
「う・動かない…スローモーションの世界のようだ…」
なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?
実は、理由はいくつかあげられます。
心理的な感情(夢占い)
夢の中で走ったときに、スムーズに走ることができましたか?
もし、問題なく走ることができたのなら、精神的にも肉体的にも今の状態に満足・充実している証拠になります。
心に迷いがないため、気持ちよく風にのりながら走ることができたのでしょう。健康状態も良好です。積極的に物事を進められる環境にいます。
自分の持つ実力に自信があるため、困難という壁が立ちはだかっても、目的を達成できる可能性が高いです。
足がもつれる、思うように走ることができないなど、うまく走れない夢は、努力のわりに成果が上がらない苦しい状態がでています。今をどうにかしたいのに思うようにいかない現実にもがき苦しんでいます。
また、失敗・トラブルなどを招き、何事もうまくいかない可能性があります。気分を一転させる必要がありそうです。
- 全力疾走ができる …自信に満ち溢れている
- 普通に走れる …現状に迷いがない
- 走っても進まない …やり方や考え方の問題から重圧に苦しむ
気持ちの中にある心の重圧の重みが重いほど速く走ることができず、ゆっくりとした動きになります。
足も動かずにまったく進むことができない場合は、できるだけ早く現状の軌道修正が必要なタイミングの可能性が高いです。
今、とても無理をしていませんか?
目標に向けて気持ちは前に進んでいるものの、実際の作業が前に進んでいないため、歯痒く感じてしまいます。現状の状況を変えるのが難しい場合には、急ぐ気持ちを少し抑える必要があり、これは自分への注意でもあるのです。
脳の処理不足
目で見た風景を脳が判断して映像化します。
睡眠中は脳もある程度休んでいるため、風景を思い出し、それを映像化する再現スピードの処理が追い付いていないためだといわれています。
夢の中でシーンが急に変わるのも、その先の空間イメージがしにくいためだという説もあります。脳が記憶していることでイメージを再現化しやすい映像が引き出されるということ。
足が地面に浮いて歩けないから
寝ているときは横になっています。足も当然のことながら地面と平行。つまり、地面から足は離れています。地面についていないので、現実の世界と同じように夢の中でも歩くことができないのです。
逆にいえば、寝ているときに壁に足をつけた状態で走る夢を見ることができれば、問題なく夢の中でも走ることができます。
っとなると、この犬は足が地面についていないので足の動きよりも夢の中では非常にゆっくりとした動きになっているはず!
布団をかぶってるから足が動かない
寝るときには布団を被っていると思います。
布団の中で足を動かせてみるとわかると思いますが、これ…、夢の中で感じるもどかしい走り方に似ていませんか?
夢に連動して身体が動く現象は多くの人が知っている事実ですが、夢の中で走る動作が出てきたときに、うまく走ることができないのは、現実の世界で布団が走る動きを邪魔しているためです。
そうなると、上の説にあげた犬動画は真逆になり、布団が邪魔になっていないので全力疾走していることになります。
また、夏はタオルケットだけで過ごし、暑さからお腹にのせるだけの人が多いです。足がフリーになっているはずなのに、うまく走れない人もいます。
そう考えると、この説は「?」
まとめ
結局のところ、よくわかりません。
脳はまだわからないことが多いのです。しかし、夢は脳があるから見ることができます。実際にはできないことも脳が作り出して映像化することができます。
学校の教室の壁を思いっきり蹴って、空を飛ぶ夢を何度見たことか…。
身体がうまく扱えていない状況は、疲労やストレスが溜まっている状態を示している可能性が高いと思います。脳が夢を通じていろいろなシグナルを伝えているのかもしれません。
うまく走れない夢を見たときには、身体と心を休めることを考えると良いかもしれませんね。