「家のホコリは何でいつも灰色?」
不思議に思ったことはありませんか?
気づくとそこにある埃。
その埃は決まっていつも灰色をしています。
「なんで?」
灰色のものがあるわけでもないのに、なぜか灰色の埃がそこに落ちています。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
埃が灰色の理由とは
絵具を思い浮かべるとわかりやすいです。
家の中のホコリには、服の繊維や食べカス、抜け毛にフケ、それに砂ホコリに花粉やダニなどが様々なものがあります。
その中でも、家の中にある過半数のホコリが繊維のホコリです。これらのホコリが灰色になる理由は、絵具を思い浮かべたら良いです。
カラフルな色があっても、そこに黒色の絵具を少し混ぜるだけで灰色になりますが、この現象は「加法混色」と呼ばれています。
家の中にも「色」がたくさんあるため、たくさんの色のホコリが混ざり合うことで灰色になっているのです。灰色は家の中にあるさまざまな色が混じりあう、丁度真ん中の色になります。
「家中の埃の色が混ざり合った色が灰色だった!」
まとめ
ホコリの色は絵具と同じ。
家の中のものをすべてピンク色にしたら、ピンクのホコリになります。
砂ホコリなどの色で少しは色が薄くなりますが、ピンク以外にも部屋の色を青にするとホコリも青になります。
たくさんのホコリが集まっており、平均的な明るさの灰色になっていたのです。
掃除機で吸い取って、部屋を綺麗に保ちましょう。