プールや海で泳ぐ前に耳にツバを入れる人がいます。
「なんのために入れているの?」
耳にツバを入れる?
それは泳ぐスピードを早くするためではありません。
泳ぐ前にツバを入れる意味
なぜ、泳ぐ前に自分の耳の中に唾を入れるのでしょうか?
結論から言うと、泳ぐ前に唾を耳の中に入れる人がいますが、ツバの膜によって耳の中に水が入らないように耳を守るためにしています。
「本当に唾を耳の中に入れると水は入ってこないの?」
余裕で入ってきます…
何もしないで水の中に入るのと同じように、耳の中まで大洪水です。
意味がまったくありません。
漁師を真似る一般人
なぜ耳の中に唾をいれる習慣ができたのでしょうか?
昔の素潜り漁師は耳栓がないため、柔らかい草を耳に詰めて潜っていました。その時に、草を丸めるためツバをつけていたのです。
「ツバで草を濡らすと丸めやすい!」
漁師ではない一般の人がこの様子を見ていました。
ところが肝心の草を耳に入れる流れは見ていませんでした。
漁師がツバで耳の穴を濡らす動作だけを見て、それを水に入る前の儀式だと勘違いをして広まることになります。
そして、儀式からいつ日かツバを耳につけると水が入ってこないと言われるようになりました。
まとめ
耳の中に唾をいれても意味なし。
よくある勘違いのパターンですね。
耳に水が入ると嫌な人は耳栓が一番です。