世界には多くの国があります。その国にはその国のルールがあり、国民はもちろん外国人もそのルールで行動をしなければいけません。
「郷に入っては郷に従え」
これは観光客も同じです。
そのルールを知らなければ思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
例えば、エッフェル塔を撮影すると逮捕をされるリスクがあるのです。
その驚きの理由とは?
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エッフェル塔を撮影すると逮捕される
エッフェル塔をカメラで撮影しても問題ありません。
しかし、ある条件で逮捕される可能性もあります。
フランスの観光名所であるエッフェル塔は世界的に有名な観光名所です。実はエッフェル塔は夜間に撮影すると作品の権利を侵害したとして逮捕される可能性があります。
「夜のエッフェル塔は注意!」
建造物には肖像権がありますが、1889年に建てられたエッフェル塔は50年以上が経過してるため、権利は消滅して公共物として扱われています。その理由から、エッフェル塔を昼に撮影するのは問題ありません。
昼の撮影は良くて、夜の撮影がNGな理由はどこにあるのでしょうか?
夜のエッフェル塔はライトアップして綺麗なイルミネーションになります。これは「作品」です。作品になると権利は肖像権とは別物の著作権になるため、撮影をするには制作側・管理側の許可が必要になります。
「夜に無断撮影をしてSNSに投稿したら…」
作品を侵害したとして逮捕されます。
逮捕されないようにするには、夜の撮影やSNSの投稿をするときにエッフェル塔管理事務所の許可が必要になります。
まとめ
海外でトラブルは勘弁。
エッフェル塔のイルミネーションが、ライティングしたアーティストの作品で著作権とみなされています。
パリ市はこのライトアップ装飾の著作権を取得しているので、夜間のライトアップはパリ市の著作物ということになります。
夜のエッフェル塔は、目に焼き付けておきましょう。