水草を植える時に注意する点は、浮いてこないようにしっかりと植え付けること。
底床に根を張るタイプの水草の場合は、底床を厚めに敷くことで浮くことを回避することが出来ます。
しかし、それでも浮いてくる水草…
金魚が抜いたりするのです。なにか良い対策はあるのでしょうか?
水草を沈める方法
水草を沈める方法はいくつかありますが、100円ショップのアイテムを使ってみると簡単に沈めることができます。
アナカリスやカボンバなどの、植えても浮かせても生きることが出来る水草を沈める方法です。
100円均一にある水草を沈めるアイテムを使う
100円ショップには、ペットコーナーを置いてあるところがほとんどだと思います。
その一角にアクアコーナーがありますが、「魚網」・「カルキ抜き剤」・「メダカ」・「金魚」・「ザリガニ」・「亀の餌」などが販売されています。そして、人口水草もあると思います。このような商品です。
人口水草をすべて抜きます。
取れない部分はペンチで取るか、反対側から押せば抜けます。
するとこのようになります。
まるで溶岩石のようです。実はこれ重りになっています。もともとアクア用に作られているものなので水の中でも安心して使うことが出来ます。
この穴に水草を挿し込んでいきます。アナカリスやカボンバの場合は、1穴に2本まで挿し込むことが出来ました。
あまり挿し込み過ぎると根が傷んでしまうので注意が必要です。
重りの下から飛び出している茎は、そのまま成長をするとソイルなどの底床に活着します。底床や流木、石などで重りを隠すと目立ちません。
お薦めは黒色の重りです。
100円ショップの店舗によっては、白色の重りもあるのでレイアウトにより決めましょう。隠すことを前提の場合なら、どちらでも良いかなとは思います。
まとめ
水草を活着させるまでには時間がかかります。購入した水草を水槽にいれる場合には低床に植える必要がありますが、魚やエビなどの生物により掘り返されてしまうことが多々あります。
この方法を使うと金魚などにも掘り返されることもなく、ベアタンク水槽でも水草を沈めて植えることが出来ます。
また、重りを持ち上げるだけで水草一式が取れるのでメンテナンスも楽々。茎が太い水草は穴に入らないのでこの方法は無理ですが、細い茎なら便利な方法になります。