朝起きられない人は低血圧だから?
「本当にぃ~?」
低血圧の症状には、頭痛、めまい、立ちくらみ、肩こり、動悸、息切れなどの症状が見られます。そして朝起きるのが辛い原因として知られているのが、不眠、倦怠感、吐き気、食欲不振、疲れ、冷えなどが挙げられます。
本当に低血圧だから朝弱いのでしょうか?
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低血圧だと起きられないは本当?
結論から言うと、低血圧と朝起きられないは実は関係ありません。
低血圧は、「本態性低血圧」、「起立性低血圧」、「症候性低血圧」の3種類に分類されます。
本態性低血圧とは、原因不明の低血圧を指しています。
低血圧で身体がだるくなり、気力がわかないなど日常生活に悪影響がありますが、一般に「低血圧で朝起きるのが辛く、寝起きが悪い」という時は、原因不明な体質的なものとして定義されている「本態性低血圧」と言われています。
「血液の流れがスムーズに行っていない可能性あり!」
朝に起きる改善対策は自律神経の切り替えが重要
もう一つの理由として、朝起きられないのは「起きなきゃいけない」と思っているかどうかの違いでも考えられます。
例えば朝になると尿意を催すことが多いですが、誰でもトイレに行きたくなったらトイレにいきます。
行かないと漏らしてしまうから。
「つまり、起きる意思が強いかどうかということ!」
しかし、朝起きると「ぼ~っ」とすることがあります…。その理由は、睡眠が浅かったり、起きるタイミングが悪いと寝起きが悪くなるためです。高血圧の人でも眠りが悪いとぼ~としてしまいます。
寝起きに関わるのは、自律神経の切り替えがうまくいくかどうかで、血圧は関係ないのです。
身体は眠っている時には副交感神経が活発にはたらき、朝目覚める時に交感神経に切り替わることで1日の活動をスタートさせることができます。
「自律神経の切り替えがスムーズになると目覚めが良くなる!」
自律神経の乱れを起こす原因と改善策
朝に交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできない理由はどこにあるのでしょうか?
寝る前のスマホや寝不足による睡眠リズムの乱れがあげられます。現代人に増えているのが、睡眠リズムの乱れによる寝起きの悪さです。
夜更かしや寝不足で朝の寝起きが悪くなります。
スマホなどの画面から出るブルーライトの光線が交感神経を刺激して、副交感神経への切り替えを阻害しています。気づいたら朝だったってことも…。
スマホならブルーライトをカットできるアプリもあるのでインストールしてみてはいかがでしょうか?パソコンもブルーライトカットのアイテムはたくさんあります。
寝る前に避けるべきもの「治し方」
- 運動
- 飲酒
- スマホ・パソコン
- テレビ
- お風呂
まとめ
「起きる!」と強く思うと普通に起きる。
昼の内に身体を動かして血行促進すると良いでしょう。
食事も正して気持ちの良い眠りにつければ朝に強い身体になります。
目覚めの良い朝を迎えるには快眠が大切です。
快眠できる環境から整えてみましょう。