柿の種美味しい♪
おつまみやおやつにちょうどいいお菓子の「柿の種」ですが、ほとんどの人が食べたことがあると思います。
美味しいですよね。
少しピリ辛な感じもGood!
ピーナッツも美味しい。
ところで柿の種はなぜあの形なのでしょうか?
柿の種が半月形(三日月)の形をしている理由とは
たくさんの人から愛され続けている柿の種ですが、この美味しい食べ物を作り出したのは、米菓会社の創業者である、今井與三郎さんと、さき夫人です。
当時は便利な機械がなかったため、手作業で柿の種を作っていました。ところがある日のこと、さき夫人がうっかりとミスをしてしまったのです。
新潟県長岡市でせんべいを作っていた夫妻は、新商品を模索。そのときに考えたものが小判形をしたあられのお菓子でした。半月形ではなく楕円形です。さっそく販売してみることに。
しかし、もともとあるせんべいはよく売れているのに、新発売した小判形のあられはまったく売れませんでした。それでも夫妻は諦めることなく改良を続けていました。
そんなある日、さき夫人があられの型を作るための筒をうっかりと落として踏んでしまったのです。小判形だった抜き型の筒が踏まれたことで凹み、半月形へ。
「う~ん、しょーがない! 代わりのものがないし、この筒で作ろう」
旦那さんは、半月形の筒でそのまま型をとりました。そして、これまで使っていなかったスパイス調味料も入れてみることにしました。すると、これがヒット!瞬く間に人気のお菓子になっていったのです。
まとめ
ちなみに、柿の種の名前の由来は、大河津柿の中に入っている種が半月形で、作った半月形のあられの形に似ていることから「柿の種」という名前にしました。