2017年6月に世界自然遺産の北海道・知床でパンダと思われる生物が発見されました。
パンダといえば中国にしか存在しません。いるとするのならそこは動物園だけです。中国政府がパンダ外交をしているため、中国以外の国でパンダが見つかることはありえないのです。
ところが北海道にいました…
知床になぜかパンダがいたのです。
知床にいるパンダの正体とは
北海道の世界自然遺産に登録されている知床で暮らす「パンダ」がいます。
知床の大自然には、過酷な道なき道、断崖絶壁がそびえ立ち、キタキツネもいます。このミステリーに秘められたパンダの正体が気になりますよね?
(出典:asahicom.jp)
「いた!パンダ!」
っと、言いたいのですが、実はこのパンダの正体はヒグマです。
知床で暮らすパンダ模様のヒグマに会う方法と場所
知床半島は世界有数のヒグマ高密度地帯。
500頭ほどが生息しています。地元の羅臼町で「知床岬ヒグマボートクルーズ」を運航する「知床らうすリンクル」によると、このパンダ模様のヒグマは推定2~3歳のメスだそうです。
このヒグマは体毛が白っぽくて、目の周りと耳が黒いから奇跡的にパンダカラーになっています。ここではその外見から「パンダ」の愛称で呼ばれています。
(出典:i.huffpost.com)
「どっから見てもパンダw」
知床半島の先端付近でときどき姿をあらわすことが多いそうです。海岸をゆっくりと歩いたり、断崖絶壁の斜面で耳をかいてくつろいだりしています。
警戒心が強く、船や人が近づくと茂みの中に隠れてしまうことが多いので、そっと近づく必要があります。
「知床岬ヒグマボートクルーズ」などのツアーで、小型ボートに乗って静かに海岸に近づけば、船の上から観察することができます。
まとめ
パンダそっくりのヒグマ。
知床に暮らすパンダの正体はヒグマでしたが、これはもうパンダで良い感じですね。
むしろパンダよりもパンダに見えてきました。
観光に行く場合には、脅かさないようにそ~と観察しましょう。