広島県のそば店に、見ると幸せになれると噂の座敷わらしがいます。
妖怪は人間に悪さをするものもいますが、座敷わらしは人間に幸せをもたらすと言われています。
幸福をもたらす座敷わらしとは
座敷童子は一般的に岩手県に伝えられる精霊的な存在で、座敷または蔵に住む神と言われています。
座敷童子の類は精霊が子供の姿をして現れ、その精霊は2~3歳あるいは5~6歳くらいの子供であるといわれることが多いです。
(出典:i1.wp.com)
「可愛い妖怪!」
ちなみに、座敷わらしと言えば女の子のイメージがありますが、性別は男女双方のケースがあります。男児であれば黒っぽい色の着物をまとい、女児であれば赤いちゃんちゃんこを着ている場合が多いです。
座敷わらしが家から去ってしまうと、その築き上げた富も幸福も急速に失ってしまうと言われているため、いかにして座敷わらしが長く住み続けたい家にするかが大切です。
座敷わらしが住んでいる場所
座敷わらしが出るとして有名な場所は、座敷わらしの宿 緑風荘 岩手県二戸市金田一温泉郷や 旅館 菅原別館が有名です。
しかし、座敷わらしの宿 緑風荘は2009年10月4日に起きた火災で全焼してしまいました。木造2階建ての建物が全焼。
出火時、宿泊客21人と従業員ら計9人がいましたが、全員避難して無事。「火事になったことで助けられた」と緑風荘の経営者は語っています。どういうことなのかというと、次にあげられます。
実は母屋も新館もだいぶ土台が傷んでいたんです。改修しなければいけなかったけど、3年先まで予約が切れずに入っていたので、できなかった。
火事は東日本大震災の1年半前ですが、あの地震がきたら倒壊して犠牲者が出ていたと考えられます。
また直前は満室がずっと続き、働いている家族は休みが取れずにいつ倒れるかという状態でした。
火事で犠牲者は1人もいませんでしたし、旅館だけが燃えて、すぐ隣の家には延焼しませんでした。
後から考えると火事になったことで助けられたというか、守られたとさえ思います。
「座敷わらしが守ってくれたのかもしれない」
広島県 蕎麦屋「わらべ」にいる座敷わらし
広島県にも座敷わらしがいると話題になっています。
場所は「手打ちそば山菜料理わらべ」。
手打ちそば山菜料理わらべ 場所(地図)
- 手打ちそば山菜料理わらべ
- 所在地住所 …〒729-4103 …広島県三次市甲奴町小童2584-1
- 電話 …0847-67-3800
- 営業時間 …11時から19時
- わらべ 女将・澤口則子
※宿泊は要予約
隠れ家的な雰囲気のお店です。
手打ちそば山菜料理わらべの女将は、座敷わらしが出ると語り、そして宿泊したお客さんも奇妙な出来事に遭遇しているようです。
- 誰もいないのに子供が話をしている
- 目を開けたら座敷わらしちゃんがそばに立っていて私の足と髪の毛を踏まれました
- あれはネズミの音じゃない。何か異様な音でした。
- 耳を噛まれた
- 写真を撮ったらオーブみたいな光が映った
- 糸の様なものが現れ、リルの様に回転しながら落ちていった
女将の澤口則子さんによると、四畳半の小さな座敷にいて、甘いお菓子が大好きなんだとか。甘いお菓子を持っていくとひょっとしたら妖怪座敷わらしに会えるかも?
(出典:blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp)
まとめ
座敷わらしは幸福をくれる。
澤口則子さんにも、ときどき座敷わらしが見えることがあるようで、時々悪さをしたら「コラーッ」って怒るそうです。
座敷わらしはびっくりして屋根の上に逃げていく。
そんな姿が可愛いと言っています。
いたずら好きの座敷わらしかわいいですね。