雨の日、梅雨の時期、髪がゴワゴワしてしまい広がる人も多いです。
湿気などで髪が広がる人と、広がらない人の違いとは、いったいどのようなものなのでしょうか?
「身体がベタベタするし、湿気で髪の毛がボワッ!ってなるし、ほんともうーサイアクー!」
梅雨の時期は髪の毛が暴走するので大変です。
湿気で髪が広がる人の理由とは
広がる髪になる原因は、髪の水分量にあります。
普通は11%~13%の水分が髪全体に均等に含まれていますが、広がる髪の場合はこの水分量が均一ではなくなるために起こる現象です。
水分が均一でないと、一部分が乾燥しやすく傷つきやすいため、キューティクルが剥がれ落ちている部分が湿気などで外部の水分を吸い込んでしまい、その結果として広がっていくことになります。
広がりやすい髪質
- 髪の量が多い
- 髪が太い
- くせがある
- ダメージが強い
- 髪に含まれる水分量の違い
髪をごわつかせない対策
髪をごわつかせずに広がらない方法が次にあげられます。
ドライヤーで髪の広がりを防ぐ
ドライヤーでブロー後は、冷風機能を使用して、髪のキューティクルを閉じ込めます。このようにすることで、湿気が入りにくくなり広がりにくくすることができるのです。
ドライヤーをかけるときには、キューティクルに沿って根元から毛先へが基本です。
ドライヤーの熱は高温なので髪の毛がやけどして痛む可能性があるため、15cm〜20cmくらい髪の毛から離して使用しましょう。
ヘアオイルで広がらない髪に!
広がる髪には、水分が足りません。寝ている間に、キューティクルを保護して髪の水分量を増やしておきます。寝る前にヘアオイルを髪全体に馴染ませて、手ぐしで梳かしましょう。
自分に合うシャンプーで広がらない髪へ
自分の髪の毛に合わないシャンプーを使い続けるとキューティクルがどんどん傷つく心配があります。パサつき感が悪化したなどの症状がある時はシャンプーを変えてみるといいかもしれません。
ヘアカラーなどは控えめに
美容室などで毎回、毛先までカラーをしたり、短い周期でパーマや縮毛矯正をしたりすると、髪の毛は傷んでしまいます。過度にやり過ぎないように注意しましょう。
まとめ
髪の水分量は大切。
どんな髪質の人にも有効なのは、トリートメント。
まずはキューティクルを整えましょう。
水分バランスが整っていれば髪の毛が広がる回数も減ります。
広がる髪で悩んでいる人は髪の毛を短くするともっと広がってしまうかもしれません。
短い髪の毛が悪いわけではなく、髪の毛自体に問題があります。
水分のバランスが重要です。