ダイエットは基本的に辛いことをはじめます。
その辛さから諦めてしまうのも無理はありません。
きつくて辛いことをしているのだから。
そのダイエット方法が自分の身体に合っていないだけなのかもしれません。ダイエット方法は星の数ほどあるのですが、自分の体質・性格に合致したダイエット方法を探すことが重要です。
ダイエットに失敗した場合には、そのダイエット方法よりも優しいダイエットをはじめてみると良いでしょう。
例えば「寝るだけで痩せる」ダイエット方法があります。
その名も「紐縛りダイエット方法」です。
紐縛りダイエット方法とは
簡単にできるダイエット方法として注目を集めている「ひもしばりダイエット方法」。
紐といえばプレゼントやゴミ出しなどで包んだり縛ったりするときに活躍する道具なのですが、いったいこの紐をどのようにしたらダイエットに活用できるのでしょうか？
その方法は至ってシンプル。
ひもしばりダイエット方法は寝ているときにおこないます。
この一言だけで、これまでのダイエットに挫折したダイエッターにとっては嬉しいはず。起きていると、どうしてもダイエットの辛さが脳に直撃するため、ストレスが積み重なってしまいます。ダイエットで痩せること自体を趣味のように楽しめなければ辛い時間になるのです。
しかし、寝ているときには意識ゼロ。
夢の中で美体型に生まれ変わり、モテモテな自分を思い描いているかもしれないのですが、意識は夢の中。ダイエットの辛さも感じません。
では、肝心のやり方です。
紐をどのようにして使うのでしょうか？
そして効果はどのようなものが得られるのだろう？
ひもしばりダイエット方法のやり方は「両足を紐で縛る」。
正気!?
自分で自分を拘束すると言います。
つまり、寝る前に自分の両足を紐でガッチリと結んでしまうのです。心配は残るのですが、とりあえず効果を見ていきましょう。
代謝を上げる痩せる効果
ダイエットの効果としては、「睡眠中に歪んだ股関節を矯正し、正しい位置に戻す」ことができます。
股関節は非常に重要な部分です。
股関節がズレていると、内臓も正しい位置からズレることがあります。すると、内臓はその機能を十分に発揮できません。活発に活動をできない内臓は消化・吸収などを低下させます。
その結果、太りやすい体質になってしまうのです。
身体の歪みがなくなれば血流も向上します。その作用により代謝がアップ。冷え性の改善にも期待ができます。冷え性が改善されると熱を効率的に発生することが可能になるため、痩せやすい体質に変わります。
寝るときに紐で足を縛るのは危険では？
ひもしばりダイエット方法がどのようなものなのかはわかりました。
しかし、気になるのはやはり「安全性」です。
いくら簡単なダイエット方法とはいえ、危険があるのならしないほうが良いです。安全第一できれいになりたいのです。
足に紐を縛ることで一番最初にくる懸念は「血の流れが悪くなるのではないか？」という点。
確実に紐で縛ると血流が悪くなります。
紐で血流を止めることでだんだんと青紫になっていく…
恐ろしい…
血流が完全に止まることで細胞が壊死すると、切断など最悪なことになりかねません。
しかし、ダイエットに適した縛り方をすることで痩せる効果につなげることができます。「縛り方」が重要です。また、実は、ひもしばりダイエット方法は整体でも治療として行われている方法です。
繰り返しますが、正しいやり方でおこなうことが大切です。
大事なことなのでもう一度言います。
「正しいやり方でおこなうことが大事」。
ひもしばりダイエット方法の効果的なやり方
女性の骨盤の下には子宮・臓器があるのですが、歪みが生じると内臓が下垂してしまいます。
すると血の流れが悪化。
身体の機能が低下。
その結果、脂肪も燃焼しづらい状態になり、太る体質が完成します。
「デスクワーク」・「ハイヒールで歩く」・「脚を組む」・「片方の肩にばかりバッグをかけている」など、身体が歪む原因は多くあります。骨盤・股関節を矯正して代謝を上げることが痩せるポイントです。
「材料」
- 手ぬぐい
- 骨盤ベルト
上記のどちらかを用意します。
ただし、幅があるものを用意すること。伸縮する紐・ストッキングは適さないため気をつけましょう。紐が伸びては意味がありません。
一点縛り方法のやり方
- 両足をそろえて伸ばす
- 膝上10cmのところに紐をかける
- 紐を交差させて逆手でしっかり絞る
- 紐がたるまないように前で2回巻いて結ぶ
- 蝶結びで固定する
三点縛り方法のやり方
- 両足をそろえて伸ばす
- 膝上10cmのところで紐を結ぶ
- 膝下を結ぶ
- くるぶしの上の足首で結ぶ
睡眠時間に紐を縛る理由
そもそもなぜ、寝ているときに紐を縛ると良いのでしょうか？
寝ている時間に矯正を行うのが良い理由は、脚に余計な力が入っていないことがあげられます。それまでの日常生活の中においてズレた位置で落ち着いているため、無意識にそのズレた位置に戻そうとしてしまいます。
つまり、変に力が入ると正しい位置に戻らない可能性があります。
力が入っていない寝ている睡眠中の場合には、固定した正しい位置に矯正しやすく、身体の歪みが矯正されていくと起きたときに紐が解けていることもなくなります。
「O脚」・「X脚」対策にも効果的です。
紐縛りダイエット方法の注意点
ひもしばりダイエット方法は足を縛ります。
しかも両方の足を縛ります。
3点縛りはさらに足の自由を奪います。
そのことで負の状況が起きることが考えられます。
例えば「地震」・「火事」。
そして夜中の「トイレ」。
夜中にトイレに行きたくなったら紐をほどかなければいけません。紐をほどくことがめんどくさくなり我慢をしてしまうと、膀胱炎を発症する危険があります。尿管に結石ができると激痛を伴います。
そして地震。
爆睡の中で巨大地震が発生したらパニックになる人も少なくありません。むしろパニックになるのは自然のことです。冷静に行動をしなければいけないことは頭ではわかっています。しかし、その時になるとパニック映画の主人公のように慌てふためくことも考えられます。
トイレならまだ良いです。紐をほどく時間があるから。
しかし「地震」・「火事」の場合は、脚を縛っている状態のためすぐに動くことができません。焦れば焦るほど手が震えてしまい、紐を解くことが難しくなる可能性も捨てきれません。
一刻も早く情報を集めて、場合によっては逃げなければいけない状況です。
魔結びでガッチリと結ぶのではなく、ちょうちょ結びで固定する。そして第二者がいるのなら、ダイエットで足を縛っていることを知らせておくと安心です。すぐに駆けつけて対応してくれるでしょう。
また、どうしても気になる人は、起きているときにひもしばりダイエット方法を試してみると良いです。ただし、起きているときにする場合には、脚に余計な力をいれないことがポイントです。
まとめ
紐を足に巻いて痩せるのは健康法でも用いられる。
ひもしばりダイエット方法は、医療現場において「健康法」としても使われている方法です。しかし、近くに人がいない場合にはデメリットも存在します。
また、皮膚が食い込むほどきつく縛り過ぎていると血流が長時間悪くなるため危険です。あくまでも足を固定することが重要です。
きつく締めたから痩せるというわけではありません。
股関節を正しい位置に戻すことを目的にしています。
