お寿司は日本を代表する料理です。
寿司職人が素手で握り、目の前にいるお客さんにそのまま渡すお寿司屋は高級店。
一方、庶民でも少し手を伸ばせば気軽に楽しむことができるお寿司は回転寿司。
回転寿司は進化を続けています。
お寿司屋さんにも関わらず、ラーメンやチョコレートパフェが出てきます。
もはや寿司屋なのか?
ラーメン屋なのか?
デザート店なのか?
わけがわからない。
しかし、回転寿司はなんといっても安価で食べることができます。100円~200円で一皿食べることができます。
そんなお寿司ですが、ダイエット中にも食べたい人は多くいるのではないでしょうか?
お寿司はカロリーの固まりが流れてきます。
あるいは目の前にカロリーの固まりが置いてあります。
よだれがこぼれそうな中で、我慢をしているお寿司のネタたち…
ダイエット中にお寿司を食べると太ります。
これは食べすぎてしまうことが原因のひとつにあげられますが、お寿司のネタを選びながら食べることで、ダイエット中でも太りにくい食べ方にすることが可能です。
お寿司は太る!?ダイエット中にお寿司を食べるときのポイント!
日本料理は基本的にヘルシーなものが多くあります。
しかし、中には天ぷらのようにカロリーを多く含むものも存在します。
お寿司は油を使っている料理に比べると、ヘルシーに分類される料理です。っというのも肉類の脂に比べて、魚の脂はダイエットのほかにも「美容」・「健康」に良い効果をもたらすためです。
必須脂肪酸の一種「DHA」・「EPA」は魚に含まれています。
では、どのお寿司を食べるとダイエットに効果があるのでしょうか?
まずはカロリーの知識を知る必要があります。
シャリのカロリーはどのくらい?
通常のお寿司にはシャリがあります。
シャリの大きさにもよるのですが、寿司飯の量は20gで約30Kcal。このカロリーに寿司のネタを足したものが総カロリーです。
一皿2貫とした場合に、1人10貫と過程します。
寿司ネタにもよるのですが、10貫分に換算すると「約640Kcal」。
通常の白米を茶碗1杯(150g)に入れた場合は「252 kcal」ほど。
やはり、お寿司の食べすぎは太る原因に繋がることが想像できます。
ただし、お酢に含まれる「クエン酸」・「アミノ酸」には、脂肪の燃焼を促進して蓄積を予防する働きがあります。すし飯は白米とは違う効果があるため、そこを考慮しておきましょう。
しかし、食べ過ぎては意味がありません。
玉子(卵)のお寿司に注意
お寿司には卵を使用した玉子料理が多く使用されています。
卵はひよこを作るために必要な栄養素を含んでいるため、「完璧な栄養食品」としても注目をされている食品です。
しかし、寿司ネタの中でカロリーが高めになりがちなのが卵系。
「ウニ・いくら・たらこ・すじこ・玉子焼き」などは栄養が豊富に含まれているのですが、カロリーを考えると食べ過ぎないほうが良いでしょう。
美味しいネタなのですが、「グッと」我慢をしましょう。
どうしても食べたい場合には、誰かと一緒に行き、一口だけ貰うずうずうしい手もあります。
魚を選別する
魚の脂は身体に良い効果を与えてくれます。
肌を若々しく保つ成分も含まれています。
しかし、基本的には高カロリー。
「サーモン・まぐろ・トロ・アナゴ」などは食べ過ぎないようにします。
足すことで太りやすい寿司ネタ
お寿司のバリエーションを増やすためにネタには組み合わせられたものが多いです。
例えばマヨネーズを使っている「焼きサーモン・サラダ系・納豆・うなぎ」には注意が必要です。
カロリーの低い寿司ネタはどれ?
お寿司屋さんの寿司ネタで食べるものがどんどんと無くなって来ました。
お寿司に行く意味があるのか?
っと、自問自答を繰り返しているかもしれません。
では、逆にカロリーが低いお寿司のネタはどれになるのかを見てみましょう。
- 貝類 …高タンパク質で低カロリー
- エビ・イカ・タコ …肝機能を高めるタウリンが豊富に含まれている
いや、おいしい。
おいしいのは十分にわかる。
おいしいからこそ毎回お寿司屋にいくときには食べている定番ネタ。
しかし、骨がない生き物ばかりじゃないか…
お寿司を食べても太りにくい食べ方「順番」
上記を参考にしてダイエット中でも「太りにくい食べる順番」が以下にあげられます。
シャリ
シャリは炭水化物。
血糖値が急激に上がらないようにゆっくりと食べることが前提です。ゆっくりと食べることで、満腹中枢が刺激されるため、満腹を感じやすい状態にできます。
満腹中枢が働くには20分ほどの時間かかるため、ゆっくりと良く噛んで時間が過ぎるのを待ちましょう。満腹になることで過食を抑制してくれます。
しょうゆ
醤油にはカロリーがあります。
そして血圧を上げてしまう恐れもあるため、付け過ぎないことが大前提。
「醤油のお風呂でシャリも楽しそう♪」
全然楽しくない。
むしろシャリが真っ黒になり苦しんでいるように見えます。つけ過ぎ注意!
1番目 お茶を飲む
胃の中に何も入っていない状態の中で、急にものを入れると血糖値が急上昇をしてしまいます。
インスリンの関係から脂肪がつきやすくなるため、お茶を最初に飲んで胃に刺激を与えます。
2番目 貝類・タコ・イカを食べる
タコ・イカ・貝類は低脂肪でカロリーが低くヘルシーなのが魅力の食材です。
お茶だけでは血糖値の急上昇を抑えられないため、身体に負担の少ない物から食べます。
サラダを選んでも良いでしょう。
ただし、ドレッシングはNG。あるいは少量に留めておきます。ドレッシングは意外とカロリーが含まれているためです。
3番目 好きな物はできるだけ最初
好きなネタは最後に食べたい気持ちはわかります。
しかし、この行為は食べ過ぎてしまう恐れがあります。
通常の食事はそれを食べると終わりになるのですが、回転寿司の場合は目の前を次々と魅力溢れる食材が通過していきます。
「だめだー!」
誘惑に負けてしまい、ついつい手にとって食べてしまいがち。
また、最後に残しておく場合にはその間に好きなネタを食べることになります。最終的には分量がわからずに食べる量が増えてしまう恐れがあるのです。
好きなネタはできるだけ最初の方に食べることで、お腹も脳も満足をするため、過食を防ぎやすくなります。
4番目 サラダ・味噌汁などを食べる
サラダや汁物を食べてお腹を満たしましょう。
野菜には豊富な食物繊維が含まれているのですが、便秘改善効果などが期待できるため、積極的に摂取をしたいネタになります。
5番目 ガリを食べる
生姜には細菌の繁殖を抑える力があるのですが、食中毒を防ぐ成分が入っています。
ガリは生物のお寿司を食べる間にも摂ると良いでしょう。
お寿司ダイエットの注意点
貝類・エビ・タコなどはカロリーが低いです。
そして、食べ物が燃焼されやすく体脂肪が付きにくい「EPA」・「DHA」が多く含まれている青魚の「アジ・イワシ・サバ・サンマ」などがおすすめ。
しかし注意をすることがあります。
お寿司は基本的に生物(なまもの)。生物は身体を冷やす作用があります。冷えはダイエットの天敵です。脂肪が燃えづらくなってしまいます。
身体を温める効果のある「ガリ」・「お茶」を一緒に摂取することが大切です。
カロリー一覧
- うなぎ …67kcal
- 中トロ …63kcal
- 玉子 …61kcal
- ぶり …59kcal
- いわし …56kcal
- サーモン …50kcal
- いくら …46kcal
- あじ …45kcal
- まぐろ …42kcal
- エビ …37kcal
- たこ …36kcal
- イカ …35kcal
- つぶ貝 …35kcal
一皿に2貫のっているネタがほとんど。
シャリがプラスされます。
食べすぎには気を付けましょう。あくまでもダイエット中のお寿司です。
まとめ
お寿司の太らない正しい選び方で痩せる。
せっかく奮発をするお寿司です。
食べたいものを我慢するのはストレスになり逆に良くありません。どのネタにどのくらいのカロリーがあるのかを考えながら、量を制限して上手にお寿司を食べることも必要です。