風鈴の音を聞くと体温が下がって涼しいと言われています。
「本当に音だけで涼しくなるの?」
風鈴のチリンチリンの音を聴くと涼しく感じることができますが、どうですか?
涼しくなりますか?
実は、本当に涼しくなりますが、勘違いでもあります。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
風鈴の音で体温が下がる?
人の脳は、思い込みによって末梢神経の活動に変化を与えることがわかっています。
脳が、「風鈴 = 音 = 風が吹いてる = 涼しい」と勘違いして、体表面温度が下がる現象が起こるのです。
つまり、脳が風鈴の音を聴いて「涼しい」イメージをすると、身体が本当に涼しくなるという不思議な現象が起きます。
「風鈴で涼しくなるのは本当だった!」
日本人特有の現象とは?外国人には効果なし?
上記の理由から、風鈴で涼しいと感じるのは脳が本当に涼しいと思わないと起こらない現象になります。
そのため、「風鈴=涼しい」が昔からイメージできる日本人は体温を下げることができますが、外国人は風鈴のイメージがしづらいために、体温が下がりづらいです。
むしろ、風が吹く度にチリンチリンチリンチリン鳴っている謎の物体に、うるさく感じるかもしれません。
まとめ
日本人特有の涼しさ。
っということは、冬にたき火の音を聞くと暖かくなりますよね?
「脳が焚き火=バチバチの音=暖かい」とイメージができれば体温が上がっているはず!
風鈴の音は日本人特有の条件反射でした。
人間の身体はすごいですね。