通勤や通学をはじめ、お買い物や遊びに行くときなど、さまざまな事情で使用される自転車。
本土、特に都心部の平坦地区ではよく見られる光景です。
ところが沖縄では一変、その姿は殆ど見ることが出来ません。
「いったいなぜ?」
日本一自転車屋さんが少ない町として知られる沖縄県です。
沖縄県は自転車自体が少ないのです。
「でもでも、沖縄って美しい自然があるじゃないですか?」
自転車は自動車などとは違い、その速度故にゆっくりとした景色が流れます。気のなる景色があればすぐに足をとめて、美味しい空気を吸うために大きく深呼吸をすることもできます。
サイクリングには最高の景色で、車よりも自転車が好まれると思いきや、実際には自転車を運転する人はおろか、その販売するお店自体も少ないです。
「なぜ?」
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沖縄の人は自転車が苦手
結論から言うと、沖縄にはモノレールがありますが鉄道はありません。
自宅から駅までの長い距離を、通勤などで自転車を使う習慣はそもそもないのです。
通勤者が自転車を使用しないことで当然、自転車の専用道路などのインフラ整備がされていないし、道が狭くて危険な場所が多い。
そして…
買い物などに行く場合も、車の駐車場は無料の場所が多いため目的地で余計にお金を払う必要もありません。
さらに…
沖縄県は意外とアップダウンの斜面が多い地形をしています。
沖縄には意外と坂があるのでキツイ!
人力で進む自転車は本土の場合でも平坦な地形ほど多く普及しています。
それから…
沖縄はその経度により暑い日が続き、湿度も高く、直射日光が強いため、日焼けや火傷などの問題から、特に女性は自転車に乗ることに抵抗を感じている人が多くいます。
まだまだあり…
沖縄の地形は海に四方八方を囲まれている島です。海風には塩が含まれているため、自転車を買っても数ヶ月から数年で塩害の被害に合う確率が高く、自転車のあちこちが錆びてしまいます。
しまいには…
沖縄は台風の通り道です。台風がきたら家に自転車を格納して置かなければ悲惨なことになります。
おまけに…
沖縄県のアスファルトにはサンゴの粉末を混ぜている所もあるため、場所によっては非常に滑りやすくなっています。二輪車にとっては危険なゾーンです。
沖縄県の自転車が普及しづらい背景「デメリット」
- 鉄道がない
- 道が狭くて危険
- 自転車専用道路が少ない
- 駐車場料金は無料の場所が多い
- アップダウンが多い地形
- 暑い
- 湿度が高い
- 日焼け
- 火傷
- すぐに塩害で錆びる
- サンゴ粉末のアスファルトで滑りやすい
「デメリットだらけw」
まとめ 自転車は沖縄で不向き
沖縄県では子供から大人まで自転車に乗ることが苦手な人がたくさんいます。自転車に乗る機会がない反面、自動車やバイク所有者が多くいるのが沖縄県。
沖縄の人にとって自転車に乗るメリットがあまり感じないのかもしれませんね。
ちなみに、同じ島であるハワイでは自転車が普及しています。ハワイでは自動車道路に自転車専用道路が整備されていて走行しやすく、アメリカ人はサイクリングがそもそも好きな人が多いため、インフラ整備が発達しています。