猫を飼っている人も多く、猫のまん丸お目目がとてもキュートでその愛嬌のある動きに虜になっているのではないでしょうか?
「おもちゃで猫と遊ぼう!」
おもちゃで遊んでいると、急に動きが可笑しくなりました。
おしりをフリフリとさせて突進してくるのです。
「面白い!何この動き!?」
いったいなぜこのような行動を取るのでしょうか?
猫は人に飼われているので「その姿」をあまり見る機会がなくなりました。
猫は元々はネズミを追い払うハンターとして注目を集めた動物です。
ヒントはここにあるかもしれません。
ネコがおしりをフリフリする本当の理由
獲物を見つけると無意識にハントすることを猫は考えますが、これが猫の本能です。
よくよく思い出してみると、おしりをフリフリさせる時には決まって何かを狙っているとき。
そうなると、獲物を仕留める前になぜおしりをフリフリする必要があるのでしょうか?
そのまま近くまで獲物の元へ行き、一気に飛びかかった方が効率がよく思えます。
「なんで?謎!」
猫のお尻フリフリは準備運動のため!
実は、獲物を仕留めるために準備運動をしているのです。
お尻に目が集中してしまいますが、よく見るとその行動、「お尻+しっぽ+足先」が動いています。
猫の狩りスタイルは、じっと待ち伏せして獲物を待ち受け、仕留めるスタイルが一般的。そのためじっと動かないでいると身体がどんどん硬くなってしまい、しなやかに動いて獲物を仕留めることができません。
獲物がどんな動きをしても対応出来るように柔軟な状態でダッシュしなければいけないのです。
車でいうアイドリングの状態。
身体をほぐす準備運動というわけです。
例えば、パソコンデスクなどで作業をしていると、同じ体制をしたまま身体を一気に動かす場合、思うように動かせず痛さを感じると思います。
猫はお尻をフリフリすることで、「いつでも飛び出せるニャー!」という準備運動をしているのです。
「後ろ足の爪をワン・ツー!ワン・ツー!」
畳の上でやっている猫は、爪が畳に入るため分かりやすいです。
爪によるスパイクで、獲物に少しでも早く近づくために瞬発力を高めています。
猫のお尻フリフリで飛び掛かるタイミングをはかる
準備運動以外にもおしりフリフリは意味を持ちます。
人間が獲物を集団で捕まえる時には「3・2・1」などとカウントダウンをしてタイミングをはかると思いますが、猫も同じで自分なりに獲物を捕まえるタイミングをお尻ふりふりすることによりはかっています。
(出典:livedoor.blogimg.jp)
「w」
まとめ
お尻ふりふりは準備運動。
飼い主目線はかわいくて何度も見たいしぐさ!
猫は「やってやるニャン!逃がさないニャン!」本気モード!
猫がおしりをフリフリさせる理由はハンターとしての本能です。