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「1ヶ月」・「1ヵ月」使い方の違い

一ヶ月と一ヵ月は読み方が同じですが、書き方が異なります。

「 ヶ」と「ヵ」の違いとは!?

パソコンなどで変換をすると、「いっかげつ」の書き方が7種類出てきます。

「1ヵ月」と「1ヶ月」は書き方が違う…

「1ヵ月」と「1ヶ月」のほかにも「1か月」「1カ月」「1ケ月」「1箇月」「1個月」ある…

いったいどれを使用したら良いのでしょうか?

「1ヵ月」と「1ヶ月」の違いとは

「1ヵ月」、「1ヶ月」、「1か月」、「1カ月」、「1ケ月」、「1箇月」、「1個月」。

実は、この7種類は全部同じ意味になります。そのときの気分で好きなように書いても通じますし、間違ってはいません。

全部同じ意味だった!

しかし、役所が出す公用文では算用数字の後にひらがなの「か」を使用し、漢数字のあとは漢字の「箇」を使うようにしています。

役所の書き方を真似ている人もたくさんいるため、注意深く見るとおもしろいかもしれません。かたい感じの手紙には役所式で書き、友達などのゆる~い感じの手紙にはどれを使っても良いと思います。

1ヶ月はカタカナの「ケ」?

1ヶ月はカタカナの「ケ」を「か」と読みますが頭が混乱しそうです。

なぜこのようになっているのでしょうか?

実は、「ケ」はカタカナではない!

「か」を表す「ケ」は、「箇」が省略された形なのです。「箇」が最初に「个」に省略され、「ケ」へと変化しました。

ケに変化する前の文字を使い、「一个月」と書いても、「いっかげつ」と読むことができます。

ちなみに、カタカナの「ケ」は「介」がもとになっている文字で、偶然同じ形に生まれたものであり、双方は別物になります。

「カ」と「ケ」の文字が小さい理由とは

なぜ「1ヶ月」と「1ヵ月」の真ん中は小さな文字になっているのでしょうか?

これには特に理由はありません。

しいて言うならば、文字のバランスですね。

「1ケ月」より「1ヶ月」、「1カ月」より「1ヵ月」の方がしっくりくる人が多いのではないでしょうか?

まとめ

どの漢字を使ってもいい!

いっかげつの書き方はたくさんあります。

自分がしっくりくるものを使うと良いです。

特に決まり事はありません。

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