カニ味噌を美味しいと食べる人もいれば、「え?カニ味噌はちょっと…」と食べない人もいます。
「なぜ?」というと、このように言うのです。
「カニの脳みそは抵抗がある」
本当にカニ味噌は、カニの脳みそなのでしょうか?
カニ味噌はカニの脳みそ?本当の正体とは
実は、カニ味噌は、カニの脳みそではないって知っていましたか?では、カニ味噌はカニのどの部分(部位)なのでしょうか?
「カニ味噌はカニの脳みそではない!」
ミソの名前を使っているため、カニ味噌は「カニの脳ミソ」だと勘違いしてる人は多いですが、カニ味噌はカニの中腸腺を食材として扱うときの呼称になります。
カニ味噌は中腸線や肝膵臓とも呼ばれており、カニ味噌の正体は人間でいう「肝臓」と「膵臓」に当たる部分です。
「正体は肝臓と膵臓だった!」
カニは臓器が分かれていないため、中腸線で栄養の貯蓄、分解、吸収、消化酵素の分泌をしています。カニ味噌の部分は栄養を貯蓄する働きがあるので美味しい部分になります。
「カニ味噌はレバーと一緒!」
脂肪の燃焼を助けるグリコーゲンや老化の予防などのイノシン酸が豊富に含まれています。ダイエットや美容にも効果的です。
こう聞くと、カニ味噌を進んで食べたくなったのではないでしょうか?
カニの脳みそはどこにあるの?
そうなると気になりますよね?
カニの脳みそはどこにあるのでしょうか?
カニの本当の脳みそはとっても小さいため目立ちません。
カニ味噌が脳みそだと勘違いされるようになったのは、人間の感覚からして脳みその辺りに、脳みそみたいなものがあり、それが脳みそだと思ってしまったのが理由ではないでしょうか。
「だって見た目がどーみても脳みそなんだもん…」
まとめ
カニ味噌は栄養満点。
カニ味噌にはコレステロールやプリン体が多いので食べ過ぎないほうが良いです。
特に妊婦さんは気を付けましょう。
ただ、ダイエットや美容にも効果的な栄養がたくさん含まれています。