季節の変わり目になるとしなければいけないこと、それは衣替え。
衣替えをする時にお世話になった洋服をしまいますが、その時に防虫剤を入れると思います。
防虫剤の正しい置き場所はどこなのでしょうか?
防虫剤の仕組み
防虫剤は防虫剤がガスを充満させることで虫が寄り付かない効果や虫の食欲を無くす効果、弱らせる効果などが入っています。
防虫剤の成分は気体になりながら衣類を包み込んでいます。この性質を生かすことで防虫剤の効果をフルに発揮することができます。
「気体になるということは浮遊するということ」
つまり、防虫成分が逃げ出さないように密閉性のあるケースを選ぶことが重要です。
衣装ケースの場合は、引き出しタイプよりもフタつきの方が効果がでます。
また、クローゼットに収納する時はしっかりと扉の閉まるクローゼットの方が気密性が保たれるため効果的です。
防虫剤の正しい配置の場所
防虫剤は衣類のどこに置いたら良いのでしょうか?
衣類の上に置くタイプの防虫成分は、空気より重く、上から下へと沈む特性があります。防虫剤を衣類の上に置くことで、防虫成分が密閉された収納ボックスの中でくまなく広がります。
これは反対に衣類の下に置いてしまうと効果がほとんどでなくなってしまうことを意味します。そして、洋服をぎっちぎちに詰め込むと防虫成分が広がらないため、隙間をあけるようにしましょう。
上に置くのか、下に置くのか、洋服に挟むのか、防虫剤のパッケージをよく見ることが大切です。ただし、ほとんどの成分は空気よりも重いため、洋服の上に置くようになっています。
衣類に防虫剤を置く時の注意点
防虫成分は効果が及ぶ体積が決まっています。表示された目安の個数を守り使用しなければ無駄な出費で終わってしまいます。
何個も防虫剤を置く場合は、均等に間隔をとりながら配置をすることで、全体に防虫成分を広げることが可能です。
「この際に注意することがある!」
防虫剤の種類は、ピレスロイド、ナフタリン、パラジクロルベンゼン、しょうのうの4つの成分に分かれていますが、これらをごちゃ混ぜに使うと化学反応を起こして液化する恐れがあるのです。
「洋服を守るために防虫剤を入れたのに台無しになってしまう…」
複数種類使わないように気を付けましょう。
まとめ
衣替えの片付けには防虫剤が便利!置き場所が肝心。
クローゼットの場合は、クローゼット用の防虫成分容量がないと効果がでないため注意が必要です。
防虫剤は、基本的に衣装ケースの上、クローゼットの上に置くと良いです。