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歯磨きで歯ブラシを濡らすのは間違いの理由

歯ブラシは、濡らす?濡らさない?

どちらが虫歯予防になるのでしょうか?

実は、みがき残しの落とし穴が潜んでいました。

歯ブラシは濡らす派?濡らさない派?

水にはそもそも洗浄効果があります。

歯ブラシに水をつけることで口の中の汚れが、水をつけないときに比べて綺麗に取れることができます。

口の中はとてもデリケートで、ちょっとした刺激でも歯茎から血が出てしまうことがありますが、水には滑りを良くする効果もあるため、歯や歯茎の負担も和らげてくれます。

なにより少ない歯磨き粉でも泡立ちがよくなるメリットがあるのです。

歯ブラシに水をつける落とし穴

歯ブラシに水をつける行為には落とし穴があります。上記と真逆になりますが、歯磨きの前に歯ブラシを濡らすのは基本的にNG。

どういうことなの?

その理由は、歯ブラシを水に付けることで泡立ちがよくなります。これは口いっぱいに歯磨き粉の泡が広がることを意味します。この状態で満足しても歯ブラシをしっかりとしたことにはなりません。

口の中が歯磨き粉のプルーティーな香りと清潔感のイメージから満足してしまい、歯についた食べカスや歯垢がそもまま残っている場合が非常に多くなります。

また、泡立ちがよくなることですぐに口をゆすぎたくなることもあげられます。十分に磨かれないまま満足して歯ブラシを終了してしまいがちになります。

  • 歯磨き粉に惑わされて本来の歯ブラシの意味がなくなっている
  • 水を使うと口いっぱいに泡立つため、早く歯ブラシを終えたくなる

歯磨き粉のつけすぎは注意

歯磨き粉をつければつけるほど綺麗になるわけではありません。歯ブラシに対して多くても5ミリ程度の歯磨き粉の量で十分だと言われています。

歯磨き粉は食べカスや歯垢を取ることを目的にしているため研磨剤が含まれていますが、歯磨き粉は薬用効果があるので悪いわけではないものの、場合によっては歯の表面のエナメル質を傷つけてしまうことがあります。

歯のエナメル質を傷付けることで歯の中にある象牙質が表に出てきてしまい歯が黄色く見えてしまう原因にもつながるため、つけすぎには注意しましょう。

まとめ

できるだけ歯磨きは水は使わないほうがいい。

歯磨き粉を使った後に水で口をすすぐ時には、すすぎすぎないことが大切です。

歯磨き粉に含まれるフッ素までも一緒に落ちてしまうので意味がなくなってしまいます。

軽くすすぐ程度にとどめておきましょう。

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