脇から流れ落ちる大量の汗。
「あぁ…、まただ…」
拭けど拭けど流れ落ちる大量汗。
実は汗をタオルで拭くと汗ジミがもっとひどくなることを知っていましたか?
「汗が止まらずに困っている人必見!」
汗の拭き方に「目から鱗」の裏ワザがあります。
ワキ汗を乾いたタオルやハンカチで拭くと悪化する!
汗をかくことは良いことです。ドロドロの血液をサラサラにできます。それが健康にも繋がります。
脇汗をかいたら乾いたタオルやハンカチで拭いていませか?
この行為は逆効果で、もっとひどくなってしまいます。
ワキ汗をタオルで拭く行為は「NG」です。
悪化をしてしまう恐れがある、その理由を見ていきましょう。
汗ジミを見た人の反応
男性が女性の脇の汗ジミを見た時にどう思うかという調査があります。
- ガッカリする …約25%
- 仕方がないと思うがケアはすべき …約55%
- なんとも思わない …約20%
汗を止めたいときには、乾いたタオルで拭いてはいけません。
人は体温が上がり過ぎると体内のタンパク質が変質して、生命維持の危機に陥る恐れがあります。そこで熱を身体から排出させます。
「この排出に使用する機能が汗をかくこと」
汗を蒸発させることで気化熱(液体が気体になる時に周囲から吸収する熱のこと)により体温を下げているのです。つまり、乾いたタオルで汗を拭くと、身体から熱を排出するため、また汗を出せないといけません。
春は1年で最も体臭がキツくなる季節
特に春は1年で最も体臭がキツくなる季節だと言われています。
「夏じゃないの!?」
実は、夏よりも春のほうが体臭がきつくなる季節なのです。春といえば過ごしやすくなる季節ですが、汗もあまりかきません。
では、なぜ夏よりも春に体臭が増えるのでしょうか?
汗腺が弱まる冬から目覚めが春
汗は汗腺から流れていく。
でも、夏は汗腺が活発になるのに対して冬はあまり汗をかくことがないため冬眠のようになります。春はその汗腺がまだ活発にならないため、水分が少ないベタベタな臭い汗を分泌しやくなってしまうのです。
水分が少なくて老廃物の多いベタベタな汗が出やすいため、春に体臭がきつくなりやすいというわけ。
肝臓が弱る春に体臭がきつくなる
肝臓が弱っている可能性もあります。
冬は脂肪が蓄えやすくなる季節なのですが、暖かくなるにつれて肝臓が脂肪を燃焼しだします。
急に働き出す肝臓が疲れてしまうと、分解しきれなかった脂肪が血液を汚してしまい体臭に繋がる可能性があります。
春の出会いでストレスが体臭を引き起こす
春はいろんな出会いが訪れる季節。
緊張やストレスからくる汗は臭くなる特徴があります。春は初対面の人との付き合いが増える季節でもあるため、それが大きなストレスになり、積み重なることで体臭を引き起こす可能性も。
ストレスなどから臭いの出る汗はアクポリン線です。
汗自体には臭いはありませんが、一緒に分泌される成分によってそれを細菌が餌にすることで繁殖してしまい、臭いに繋がってしまうのです。
春の体臭を抑える対策、汗を止める方法
春の体臭を抑えるにはどうしたら良いのでしょうか?
有酸素運動を増やす
汗腺の機能を活発にさせると良いでしょう。ランニングやウォーキング、軽い筋力トレーニングで有酸素運動を増やすこと。
お風呂で汗をかく
38℃~40℃の少し熱めのお風呂に入り、半身浴をするのも効果的!
汗は放置しない!濡れタオルで拭く
汗を放置しておくと雑菌が繁殖して悪臭を放つ原因になります。汗をかいたらすぐに拭き取るのが鉄則です。
汗をかいて汗腺機能を高めることは大事ですが、汗を放置しておくのはNG。ポイントは濡れタオルを使うこと。
乾いたタオルだと汗がすぐに拭き取られて身体が次の汗を出すように命令しやすくなります。汗が出る回数が増えると拭き取るのも大変になり、拭き残りが出てしまう可能性があるのです。
そこで、濡れタオルを使うことで皮膚の表面が湿る状態になるため、身体が汗を出すのを抑制してくれる効果があります。その結果、悪臭になるのを抑えることができます。
「濡れタオルで拭くと汗が止まる!」
まとめ
汗は熱を下げるためにある!
ワキ汗をかいたら濡れたタオルやウエットティッシュで体温を下げないと、乾いたタオルやハンカチで拭いても、次から次から汗をかいてしまうのです。
人の体質を知って効率よく対処しましょう。
それでも止まらない汗はアイテムを使う方法もあります。