広告 Blenderの使い方 備忘録

Blenderのパーティクル機能で星を作る方法

SF作品や宇宙を扱ったシーンをCGで制作する時には【星】が不可欠です。何もない状態でもよいのですが、星があるとワンアクセントになります。

以前のBlenderでは標準機能に星を追加出来るツールがありましが、なぜか廃止されました。

そこでこのページでは、パーティクルを使用して星をモデリングするやり方です。

尚、BlenderのバージョンによってUIが変更されています。しかし全体的な使い方は同じです。

Blenderで星(star)を作るやり方

Blenderのパーティクル機能で星を作る方法 #1

メッシュ】から【平面】を選択します。

追加した平面を上の方へ上げましょう。そして、プロパティ欄から【パーティクル】を選択して新規追加します。

放射】の【終了】を【2.000】にし、寿命を【1000】へ。

速度】設定の【エミッター】を【10.000】に。

ランダム】の設定を【10.000】にします。

 

Blenderのパーティクル機能で星を作る方法 #2

物理演算】設定の【減算】を【0.140】にします。

レンダー】項目にある【エミッター】のチェックを外し、【発生前】と【不死】にチェックを入れます。

そして、【フィールドの重み】項目にある【重力】を【0.000】にしましょう。

アニメーションを再生するとパーティクルが放出されます。タイムラインの80ぐらいにいくとパーティクルの動きが止まります。

静止画ならこの位置以降の時間、アニメーションならこの位置以降の時間帯で設定していきます。(アニメーションを制作する場合は、「80フレーム~250フレーム」と言う具合です)

 

Blenderのパーティクル機能で星を作る方法 #3

別のレイヤーにUV球を3つ程度追加します。そして、マテリアルで色を付けましょう。

シェーディング】項目で放射のパラメータを適度に上げてください。ここでは【1.00】にしました。3つのUV球を選択し、【Ctrl+G】でグループ化にします。

 

Blenderのパーティクル機能で星を作る方法 #4

再びレイヤーを戻して平面を選択し、【レンダー】項目にある【グループタグ】を選択します。下の方に空欄が出るので先程の「Group」を入れましょう。

そして【ランダムサイズ】を【1.000】に上げます。

 

Blenderのパーティクル機能で星を作る方法 #5

ノードを使うと画像のようにキラキラ光らせることが出来ます。UV球のサイズやノードを調整するなどしてそのシーンに合った星を作りましょう。

 

Blenderのパーティクル機能で星を作る方法 #6

星は空をワンアクセント高める印象を与えてくれます。

また、SFシーンを宇宙空間に作る場合には、星が重要な印象を与えます。

-Blenderの使い方, 備忘録