「兄ちゃん、どないしたん?あめちゃん舐めて元気ださなアカンで~? 」
大阪のおばちゃんなら誰しも携帯している「飴ちゃん」ですが…
飴は舐める?
それとも噛む?
かたい飴なので舐める人も多いのではないでしょうか?
でも…
「気づいたらなぜか噛んでしまっている!」
なぜ?
不思議ですよね。今日はゆっくりと舐めて食べると思っていても、気がつくとなぜか飴を噛んでいる現実。舐めるつもりが噛み砕いてしまっていたその飴。
なぜこのような行動になるのでしょうか?
心理学的と脳科学的に見てみましょう。
気が付くと何故か飴を噛む理由は性格?それとも癖?
「あ~空気が乾燥する~!」
こういうときって喉が痛くなりますよね?
こんなときに強い味方になるのが「飴」。そして甘い物が食べたいときに大活躍をする飴です。飴玉を食べていると最初は舐めていたのに、その後はなぜか嚙み砕いてしまうことがあります。
「この飴は最後まで舐めるんだ♪」
っと味わって食べる宣言を心の中でしていたのに、上の顎と下の顎がいつの間にか「ガリガリ」と喧嘩をはじめてしまい、それに巻き込まれた飴玉がガラスの破片のごとく砕け散る…。
なぜ?
実はその理由には、「心理学」と「脳科学」の見方が挙げられます。心理学的にはどのような意味があるのでしょうか?そして脳科学的にはどのようなことが起きているのでしょうか?
心理学的になぜ飴を噛んでしまうの?
「同じ物」・「同じ映像」・「同じ文字」を見ているのに、なぜか人それぞれが異なる見方をしていることが多々あります。
人の脳は本当に不思議です。
人が持つその複雑な心理を紐解くのが、心理学の世界。
「飴玉を噛んでしまう理由は、心理学的に言えばどんな状態なの?」
心理学的に飴を噛む理由は、「不満」や「怒り」、「ストレス」や「プレッシャー」が表れている状態です。また、噛むことで味が濃くなります。この味に快感を感じると味覚的にたくさん噛みたくなるのです。
心理的に飴を噛む理由
- 不満
- 怒り
- ストレス
- プレッシャー
- 快感を感じる
脳科学的になぜ飴を噛んでしまうの?
人間が持つ脳は非常に複雑で、医療が発達した現在でも未だ解明されていないことだらけです。まるで宇宙のような存在が「脳」。
「飴玉を噛んでしまう理由は、脳科学的に言えばどんな状態なの?」
飴を噛むとガリガリとした音が出ますよね?
口に入ったものをすぐに噛んでしまう行為は、脳から指令が出ている可能性があります。
不安定な感情・心情だと、脳は身体に向けてリズムをとるように命令します。この時にリズム感がうまれます。それと同時にセロトニンが増加。すると脳は気分を安定させることができるのです。
「ペン回し」や「貧乏ゆすり」みたいなものですね。
知らず知らずにしているそのリズム。
気分が落ち着かないときに貧乏ゆすりをしてしまうのは、脳がリズムをとらせて心を落ち着かせようとしているのです。
脳科学的に飴を噛む理由
- リズムが安定剤のかわりになる
- セロトニンの分泌で落ち着く
まとめ
悲しきことに、良いニュースよりも圧倒的に悪いニュースが多い現代。日々ストレス社会の中で暮らしているため、「不満」や「プレッシャー」は相当なものになります。
最初は飴を舐めようと思っていても、気がつけば噛んでいる場合、それはストレスを発散させなければいけない、体から発信させられたひとつの警告ともいえそうです。
気分転換をするなりストレス発散をして、もやもやしているその気分を少しでも開放してみると良いかもしれませんね。