夏になると水温が上昇します。
南極にも魚がいますが、45度を超える温泉には微生物はいても魚は見当たりません。
魚は30度を超えると黄色信号になり、エビ系はレッドゾーンに突入します。
水温が上がらないように水槽ファンを自作する
熱帯魚は一般的に25℃・28℃が適温になります。夏は30度を超えるので過ごしにくい水温になります。
メダカは38℃まで生きていると言われていますが、メダカにとっては地獄の環境。夏は32℃が上限だと考えておいた方が良いです。
どんどん水温があがる場合には、部屋の窓を開けて風通しをよくしたり、ファンをつけたり、水槽用クーラー、エアコンの冷房をつけると水温が下がります。
ファンは販売されていますが、自作することもできます。
自作ファンは専用ファンに比べて威力が弱まりますが、2℃ぐらいは水温を下げることができます。作り方も簡単です。
自作冷却ファンの作り方
「材料」
- ACアダプター 12V
- パソコン用ファン 12V
「作り方」
パソコンファンの線はプラスとマイナス2本あり、中に導線が入っています。
- パソコン用のファンのコードをハサミで切り込みを入れ、導線を3cmぐらい剥き出しにします。
- ACアダプターの先端をハサミで切り取り、導線をプラスとマイナスに分けます。
- そして同じように3cmぐらい剥き出しにしましょう。
- プラスとプラス、マイナスとマイナスの導線を絡ませます。ここで間違えるとファンが回転をしないので気をつけましょう。ACアダプターをコンセントに入れて、導線に触らないようにファン側の導線にツンツンして触れさせるとファンが回るので確認しやすいです。
- ビニールテープでプラスとプラスを固定し、マイナスとマイナスを固定します。
- 最後にその両方を固定しましょう。
水槽にセットします。
照明などがある場合は水面にファンの風が当たるように設置します。
クリップなどを使うと安定性が付きます。
スイッチがないため、コンセントにいれるとそのままファンが回転します。コンセントを抜くと止まる仕様です。
パソコンファンは音がうるさいものと静かなものがありますが、LEDが付くタイプは比較的静かです。
また、上記画像は12cmサイズですが、30cmサイズなど特大のものがあるので、扇風機を当ててるように冷却性能が高まります。
自己責任になりますが、安価で消費電力も低く、ファン機能を水槽につけることが可能です。
また、赤丸で囲んだ結合部分は水に水没させないように気をつけてください。
水槽の冷却ファンは市販されています。
自作をする場合には自己責任となるため細心の注意をしながら作りましょう。
PCファンやACアダプタが余っている場合に試してみてはいかがでしょうか?
新しくファンとアダプタを買うなら、市販されているファンを購入した方が良いと思います。
まとめ
水量にもよりますが、だいたい32℃から29.5℃に下がると思います。
水槽の冷却ファンは水の減りが早いので気をつけましょう。