この世には科学で解明することが出来ない不思議な事案が発生しています。その一つ、「夢」の事案を見てみましょう。
「夢の世界へようこそ」
「死んだらどこにいくのか?」不思議な体験をした人はたくさんいます。
生死をさまよっている中で黒い執事みたいな人を見たという人が続出しているのです。
この話は、あの世から戻ってきた人が伝えるメッセージの物語になります。
尚、これは実話です。
夢の中に死者からのメッセージが届く
地球が誕生して数十億年。
死んだら天国か地獄にいくとするのなら、天国や地獄は生き物で溢れてしまうでしょう。天国は生まれ変わりで地獄がこの世に彷徨っている幽霊ではないでしょうか?
「死んだ人がメッセージをくれた」
実際に死者からメッセージを受け取る経験をした人がいます。タイで暮らす1人の女性が忽然と姿を消しました。
夫や母親ら家族が探し回るものの、行方はわからないまま4カ月が過ぎることに…。実はこの女性は殺害されて土に埋められていたのです。
亡くなったのはラトリーさん(27歳)。
その母親であるソムチット・チットパサックさん(55歳)が娘を探し出しましたが不思議な体験をしています。
娘さんは結婚をしていて子供も一人いますが、母親もよく娘に会いに行っていたそうです。
夫と喧嘩して家出?
事件が起こる2カ月程前に夫のセーニー・トーンディーさんから、「嫁のラトリーが家出した」と連絡が入ります。誰もがその時はただの痴話喧嘩だと思い、すぐに帰ってくるだろうとそこまで気にかけていませんでした。
しかし、その後何日経っても戻ることはないラトリーさん…。
夫が捜索願を出してから既に4か月が経過しています。
「娘はどこに?」
娘の遺体を発見
警察に通報が入りました。
警察が事件現場に向かうとそこには50人程の住民がマンゴーの木の下を、広さ1m、深さ1.5m程掘り進めていたのです。警察に通報が入った理由は、そこで白骨体が発見されたから。
骨は仰向けの状態で前頭部は割れていました。そして鉱物で叩かれたような形跡が残っていたのです。
「殺人だ!」
肉は腐れ死後3ヶ月以上は経っているものと推定されました。「遺体は4か月前に捜索願を出している娘さんでは?」と、警察は証拠品や関係者の取り調べを行います。
遺体を見つけた母親
誰が遺体を見つけたのでしょうか?
見つけたのは母親です。母親は夢の中で娘に会ったと証言をしています。
「私は殺された、遺体はマンゴーの木の下に埋められている」
母親は半信半疑でしたが、親戚に手伝って貰い穴を掘ったものの、結局このときには何も見つかりませんでした。
「土の中には何もいない、夢の中の娘は思い過ごしか?」
その後、実家に帰って親戚にこの事を相談したら、もう一度捜索してみようということになり、その数日後の夜に娘がもう一度夢に現れます。
「私は前と同じ所にいる、お母さんが前に掘ったところをもっと深く掘り進めて」
母親と親戚達は前回と同じ場所をさらに掘り進めて見たところ、なんと白骨体を発見。
「死者からのメッセージは実在した!」
犯人は誰?
それで犯人はいったい誰だったのでしょうか?
その後、警察がDNA鑑定すると、遺体はラトリーさん本人だということがわかりました。頭に銃弾を受けていたことも判明。
「やはり殺人だった!」
捜査員は母親を疑いましたが、すぐに容疑者から外しました。母親には殺害する動機がそもそもないし、一人で大きな穴を掘ることもできないと考えたため。
そして、母の夢にまたラトリーさんが出てきます。
ラトリーさんは犯人の名前を母の夢で伝えました。ラトリーさんを殺害した真犯人は夫。セーニーが犯人だと伝えたのです。
警察は夫を取り調べ、夫は犯行を認めました。
犯行の動機は?
セーニーはラトリーさんが男友達と話しているところを目撃。セーニーは独占力が強すぎる男でした。
「嫉妬の塊だった夫」
ラトリーが浮気してると思い逆上。
ラトリーさんが否定するも殺されてしまったのです。
まとめ
死者が夢の中で居場所と犯人と伝える。
この娘さんのラトリーに、母親は夢の中で「死んだ人はどこにいくの?」と聞いて欲しかった…
しかしすごい話ですね。
悪いことはできません。
死者が伝えに戻ってくるのですから。