ガラパゴスには希少種動物が住むことで知られています。
その名前の由来となっているガラパゴスゾウガメを始め、ウミイグアナやリクイグアナなどたくさんの動物が人間の保護対象の中で暮らしています。
「地球が残した素晴らしい現代の孤島」
地球最後の秘境ガラパゴスで発見された新種巨大生物ピンクイグアナ。
ピンクイグアナとはその名の通りピンク色のイグアナです。
いったいどのような生体をしているのでしょうか?
そもそもなぜピンク色になったのでしょうか?
ピンクイグアナの摩訶不思議の色
2009年頃に新種認定された動物のピンクイグアナは体長約1mもあり、体重は約12Kgになります。
ピンクイグアナはエクアドルガラパゴス諸島のウォルフ火山に生息しており、遺伝子分析により、約570万年前に他の陸イグアナから分岐して進化したことが判明しています。
ところが現在の生息地であるウォルフ火山は35万年前に形成された若い火山で、さらにイザベラ島が形成されたのも約500万年前ということから、ロサダ(ピンクイグアナ)がどこからやってきたのか?なぜピンク色になったのか?
「謎のままだった!」
それから研究を進めることでついに解明されました。ピンクイグアナのピンク色は皮膚の色素ではなく皮下の血管の色が見えているということ。
皮膚の色は黒い部分のみになります。
色素を持たないアルビノとはまた違いウロコが透明です。
日差しが強い火山の山頂で骨やウロコにエネルギーを貯めないといけません。より紫外線を吸収できるようにピンク色に進化したと言われています。
「皮膚が透けてその下が見えていることに驚き!」
(出典:columns.tokyo/)
正確な頭数は不明ですが、2009年に調査した結果によると約100~150頭くらいの生息数がいるとされています。
近年起きたウォルフ火山の噴火で生息数が大幅に減り、絶滅してしまうと心配されていたものの、この噴火によって増減しかたは不明。
しかし、近年の捜索で絶滅はしていないことが確認されています。
まとめ
ピンクイグアナは透けていた。
昔生きてた恐竜の色もピンク色がいたかもしれませんね。
ガラパゴス諸島は神秘の島です。
いつかは行ってみたい。