携帯電話を滞納すると、家や車を買うことができなくなると言います。
昔は電話をするたびに、相手の家族が出たりして大変な時代もありました。家族ぐるみの付き合いになるので良いことではありますが、付き合い始めの恋人同士の場合は電話一本かけるだけでも緊張もの。
「携帯電話はやっぱり便利♪」
ところがタダで使えるわけもなく、携帯電話の料金は請求がくるので毎月支払わないといけません。
滞納したら大変です。
携帯電話の料金を滞納していると、将来、家も車も買えなくなってしまうのです。
携帯電話の滞納で家が買えない驚きの衝撃
マイホームといえば、一度は誰しもが夢をみるものですが、携帯電話の支払いを滞納していると家を建てる前に「崩壊」…
「なんという…」
悲しすぎる将来につながります。
なぜこのような事態になってしまうのでしょうか?
スマホの分割に落とし穴
一昔前は携帯電話の価格が2万円程度でした。
電話の通話・通信料金を高く設定していたため、電話本体の価格を下げることができました。
ところが現在は基本料金が安くなる代わりに携帯端末の値段が跳ね上がっている状態です。携帯電話が安くなっているのか疑問…
ですが、昔と今ではいくら使っても一定の金額以上は上がらない「定額料金」がでてきたのが大きいです。ガラゲーやスマートフォンは10万近くと高額なものもあるため一括払いにせず、分割払いにしている人が多くいます。
「その分割は大丈夫?」
この電話料金と一緒に携帯端末の料金を分割払いしている人は、住宅ローンが組めずに家を買えなくなる可能性があるため注意が必要になります。
なぜ分割にしているのと、家を買うのが関係しているのでしょうか?
携帯電話は小学生でも持っている人がいるくらいメジャーなものになりました。この携帯端末の分割払いはローン。ローンを支払うためには、個人の信用情報が機関に登録されることを意味します。
個人信用情報機関に登録されると、「携帯端末の分割払い」と「電話料金の支払い」がそれぞれ監視対象へ。両方がしっかりと支払われているのかチェックを受けることになります。
「ローンを支払う能力がない」
このように個人信用情報機関に判断されると、今後ローンを組もうとした時に信用がなくなっているため、組めなくなってしまう可能性が高くなります。
「どうせ携帯電話だし、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月遅れても大丈夫♪」
のんきなことを言ってる場合ではありません。
滞納は携帯電話を止められるだけではないのです!
家が買えなくなります!
車も買えなくなります!
キャッシュなら買えますが…
「携帯端末の分割払い」と「電話料金の支払い」
個人信用情報に記載されるのは、「携帯端末の分割払い」と「電話料金の支払い」。
滞納をしていた場合はブラックリストに載せられますが、この滞納の記載がなくなれば住宅ローンが再度組めるようになります。個人信用情報についてこの2つに該当する項目には、24回分しか記載されません。
電話料金の支払い
電話料金の支払いは24回分にあたる過去2年分しか記録されないため、2年間滞納しなければ問題ありません。
仮に滞納した場合でもその後2年間滞納しなければ滞納した記載が上書きされるため、未払いの記載が実質削除されます。
携帯端末の分割払い
問題はスマートフォンやガラゲーなどの携帯端末の分割払いの場合です。
これらの端末は返済ローンを組むのが最大24回分になるので、一度でも滞納してしまうと上書きをすることが不可能となり、ずっと残ってしまいます。
ただし永久ではありません。
携帯端末の分割払いの記載が消えるのは、携帯端末の分割払いを終えてから5年後になります。
つまり、携帯端末の分割払いで滞納が発生してしまうと、端末分割払いを終えた時から5年間は住宅ローンが組めなくなり、家が買えなくなってしまうのです。
まとめ
ローンの滞納にはきをつける。
3ヶ月以上滞納した場合は、完済しても5年間はデータベースに情報が残ってしまいます。ローンが組めなくなるので、ブラックリストに入らないように気をつけましょう。
格安スマホに乗り換えるのも滞納のリスクを下げる方法です。