2021年1月29日に、楽天モバイルは「Rakuten UN-LIMIT VI」を正式に発表しました。これまでの「Rakuten UN-LIMIT V」は、1年間は無料だけどその先は他社同様に定額のお金がかかるというものでした。
新しく登場した「Rakuten UN-LIMIT VI」ですが、発表されるや否や申込みが殺到。翌日の土曜日、そして日曜日には回線がパンクする自体になるほど話題になりました。
なぜこんなにも契約者が増えたのか?
0円スタート。
これですね。
(※現在は改正されました)
有料通話と無料通話の違いに注意!
楽天モバイルは通話が無料になる嬉しい契約が入っています。
しかし、楽天モバイルが無料で提供するのは「Rakuten Link」から発信した通話のみ。Android標準の電話アプリから発信すると通話料が掛かります。
「ほんとにここ落とし穴!」
若い世代は理解している人が多いと思いますが、例えば、使わなければ維持費が0円なので、母親や父親、おばあちゃん、おじいちゃんに契約してあげた人も多いと思います。
自分で調べながら契約すると細かい部分を確認しますが、当事者が他の人から「契約してもらう」と契約内容を理解していないことも多くなります。
Androidで電話帳などのアプリやWebページのリンクから電話を掛けようとすると「Rakuten Link」ではなく「電話」アプリが起動してしまいます。つまり、「電話」アプリからVoLTEで発信して、無料のつもりで長電話すると、高額な通話料が請求される事態に発展します。
「こわっ!」
1GB 1070円のはずなのに請求書には1万円の数字が…
Rakuten Linkと電話アプリを見分けられるか心配ですよね?
機械に弱い人なら尚更です。
Rakuten Linkサポーターのアプリを使おう!
楽天モバイルには2種類の電話をかける方法があります。
- Android携帯にそもそもインストールされている通話アプリ
- Rakuten Linkを経由した楽天モバイルが作った通話アプリ
上は有料。下は無料です。
間違えて長電話をしたら大変なことになりますが、そこは人。人は失敗することがあります。そのリスクを可能な限り減らす方法があります。
うっかり有料のVoLTEで発信しそうになった時に、自動でRakuten Linkに切り替えるAndroidアプリ「Rakuten Linkサポーター」という便利なツールです。
このアプリは、楽天モバイルを契約されている方が「Rakuten Link」での無料通話をスムーズに開始できるよう手助けするアプリです。通話料が有料となる「電話」アプリで発信しようとした時に、自動的に「Rakuten Link」に切り替えることで、通話料の節約をサポートします。
ちなみに、「110」や「119」などの緊急的な番号は、通常の「電話」アプリからの発信となります。「焦っているのに無料通話でかけられない!」ってことにはなりません。
使い方も簡単です。
使い方
インストールしたら、アプリを開いて簡単な初期設定を行うだけ。
- 画面の指示に従って「設定」ボタンをタップします
- 確認ダイアログで「デフォルトの通話転送アプリに設定」
これで終わりです。後はアプリを開くこともなく、勝手に無料電話に切り替わります。
ポイント!
普通の電話アプリで入力した電話番号は、そのままRakuten Linkでの発信画面に引き継ぎます。そのまま発信ボタンをタップすれば、Rakuten Linkで電話が可能です。
つまり、勝手に発信するわけではありません。発信される前に一段階動作が増えるので、発信ボタンをタップする直前まで一度試して見てはいかがでしょうか。
まとめ
楽天モバイルは、現在エリアを広げている真っ只中です。プラチナバンドの取得により、以前よりは建物内でも通信しやすくなっています。