お店でお買い物をするときに5千円や1万円など大きなお札を出すと、「5千円入りま~す!」や「1万円入りま~す!」と声出しをされることがあります。
「なぜに大声で言う!?」
わざわざ声を出すことに、どういう意味があるのでしょうか?
その声を出す反面からくる危険性があるように思えますが…
レジで1万円の声を出す理由とは
セレブ気分を味わいたいときは声出しする店にいくと良いです。
「わ~あの人、お金持ち~」
っと思われるかも知れません。
「あの掛け声には理由がある!」
なぜ声出しをするのでしょうか?
5千円や1万円のときに声を出すお店がありますが、その理由は誤差を出さないためです。
千円札と二千円札、5千円札、そして1万円札が日本のお札としてありますが、千円札に比べて他のお札は色合いが似ています。
アルバイトなどでレジの清算に慣れていない人はよく間違えることがあります。そのため、レジの人が「1万円はいりま~す」と掛け声をして、周囲の人が「お願いしま~す」と返事をして確認しているのです。
つまり、お店の人にどのくらいのお金がレジの中にあることを確認させる意味と自分自身が再確認する意味を持っています。
「納得できる声掛け!」
この他にも、詐欺防止・確認にも効果があります。お客さんと店員の間で間違いのない「売買金」として確認をしてもらうためです。お釣りが合わないと、店員とお客の間でトラブルが起きてしまいます。
- 釣銭間違いの防止
- 釣銭トラブルの防止
- 店員の不正防止
- 詐欺防止
など
レジの声出しによる危険
「逆に考えるとものすごく危険な行為でもある!」
メリットが多いレジの声出しですが、デメリットもあります。
「5千円はいりま~す」と言われたときに少し恥ずかしいと感じる人も多いのです。
そして、「5千円もらったから不正してもわかりますよ。」と言われているような気持ちを持つ人もいて複雑に感じているようです。
この声出しは6割近くの人が不快に感じているというデータもあり、わざと5千円や1万円を出さない人もいるほどです。
「お客さんの中に強盗が紛れ込んでいた場合は危険!」
今、レジの中にいくらあるのか予想がついてしまいます。
「5千円はいりま~す。1万円はいりま~す」
っの声だけで、レジの中には確実に1万5千円の大金があることが店の中にいる人間にはバレてしまいます。レジには「釣り金」も用意しているため、それ以上のお金が入っていることになります。
まとめ
レジの声かけは難しい。
世の中には良い人がたくさんいますが、悪い人もいるので難しいところです。
電子決算の時代が始まりましたが、現金の流れはどうなるのでしょう?